Information-technology
Promotion Agency,
Japan
本文へ
IPA

トップ|電子申請|お問い合わせ|サイトマップ


独立行政法人 情報処理推進機構






IPAについて 「創造」「安心」「競争力」の3つを柱とした事業活動を実施し、IT国家戦略の実現を推進いたします。







IPAについて




最新情報






機構情報






事業紹介






プレス発表






情報公開






ENGLISH







事業情報




公募・入札一覧






事業成果報告集






評価について











IPAトップ>IPAについて プレス発表>記事






プレス発表


独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)を設立

〜産学官の連携で「エンタプライズ系ソフトウェア開発力強化」、「組込みソフトウェア開発力強化」、「先進ソフトウェア開発プロジェクト」を推進し日本のソフトウェア産業の競争力強化を図る〜


2004年 9月 29日
独立行政法人 情報処理推進機構


 独立行政法人 情報処理推進機構(略称:IPA、東京都文京区本駒込、理事長:藤原 武平太)は、経済産業省の支援を受け、2004年10月1日、ソフトウェア開発に携わる技術者および研究者が産学官の枠組みを越えて参画するソフトウェア・エンジニアリング・センター(略称:SEC、東京都文京区本駒込、所長:鶴保 征城)を設立し、日本のソフトウェア分野における競争力の強化を目的に活動を開始します。SECでは幅広い分野に門戸を開き、ソフトウェア開発に関する、様々な課題に対しソフトウェア工学の観点から解決策を見出します。

 

 SECでは、「エンタプライズ系ソフトウェア(*1)開発力強化」、「組込みソフトウェア(*2)開発力強化」、「先進ソフトウェア開発プロジェクト」の3つの活動を柱に活動を展開します。まず、「エンタプライズ系ソフトウェア開発力強化」ではソフトウェアを発注する側とそれを開発する側の双方が、より連携して効果的なソフトウェアを開発できるよう定量的なソフトウェアの開発手法の構築に取り組みます。初年度は、第1に合計1,000例以上を目標に開発プロジェクトのデータを収集し、定量データベースを作成することでソフトウェア開発に関わるあらゆる側面を分析します。このように複数の企業が保有する開発プロジェクトのデータの提供を受けて分析し、分析結果を公表するといった体系的な活動は日本で初めての試みとなります。第2に見積りの失敗が種々の問題を引き起こしているため、見積り手法の成功例を収集・分析し、最適な見積りのフレームワーク作りに取り組みます。第3に、ソフトウェアを受発注するベンダー側とユーザー側の役割分担を明確化したガイドライン化等を行います。

 

 また、「組込みソフトウェア開発力強化」では、家電製品、携帯電話、自動車など一般の消費者の生活に密着した製品に搭載され、これらの製品の使いやすさや機能を高めるために、ますます重要度が増す組込みソフトウェアを対象に活動を展開します。組込みソフトウェアの開発効率化と品質向上を支援する「組込みエンジニアリング領域」の活動と、優れたエンジニアを育成するとともに組込みソフトウェアにかかわるエンジニアの社会的認知を向上させる「組込みスキル領域」の活動を推進していきます。初年度の活動としては、開発手法の標準化とそれを担うエンジニアのスキルセット(*3)の設定のための活動を開始します。

 

 さらに、「エンタプライズ系ソフトウェア開発力強化」と「組込みソフトウェア開発力強化」の活動から導き出された効果的な手法を基に、先進的かつ実用的なソフトウェアを開発する「先進ソフトウェア開発プロジェクト」を実践していきます。初年度の活動としては先進的交通システムの共通プラットフォームの開発に取り組みます。

 

 日本のソフトウェア産業においては、インドや中国の台頭が目立つ中、コスト競争の激化や優秀な人材育成の場の不足、また内需に依存した産業の形態から、ソフトウェア産業全体での競争力強化への着手が必要とされていました。一方、日本の産業の強みである“ものづくり”を代表する製造業においては、組込みソフトウェアの比重が近年急激に高まっており、その開発力の強化が急務となっています。さらに、2001年に計画されたe-Japan戦略は、昨年7月にe-Japan戦略IIとして引き継がれ、2005年には世界最先端のIT国家となることを目指し、様々な活動が着手されています。

 

 SECでは、こうした現状を踏まえ日本のソフトウェア分野において解決すべき課題を明確に打ち出すとともに、その課題を達成するために産学官の枠組みを越えた取り組みを積極的に行っていきます。ソフトウェア開発に関して志ある技術者や研究者による活動を通じて、実践的かつ長期的な視野に立ったソフトウェア開発能力の向上を目指します。

 

 経済産業省は、今年度、ソフトウェア・エンジニアリングの振興のために14億8,000万円の予算を確保しています。設立当初のSECの陣容は、SECに所属する30名に関連タスクフォースへの参加者約120名を加え、合計約150名で具体的な活動を実施していきます。

 

(*1)「エンタプライズ系ソフトウェア」:一般に企業および官公庁等で使われる業務用のソフトウェアの総称。企業および官公庁等の発注に基づき、ソフトウェアベンダー等が開発を行う。

 

(*2)「組込みソフトウェア」:携帯電話や情報家電、自動車の電子制御システム、工場の産業機器等に組み込まれて使用されるソフトウェアの総称。

 

(*3)「スキルセット」:マネージャーやエンジニアなどが一定の目的を達成するために必要となる技能や能力。

 


本内容に関するお問い合わせ先:


独立行政法人 情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター準備室 松浦/下田
Tel: (03)5978-7543
Fax: (03)5978-7517
E-mail:


報道関係からのお問い合わせ先:


独立行政法人 情報処理推進機構 戦略企画部広報グループ 高瀬/横山
Tel: (03)5978-7503
Fax: (03)5978-7510
E-mail:



ページトップへ






ご利用条件


Copyright(c) Information-technology Promotion Agency, Japan. All rights reserved 2004