IPAでは、ソフトウェア・エンジニアリングやIT人材育成などの各分野でも海外との連携を進めています。 こうした活動を通じ、海外の先進的なIT技術を国内に広く普及させるとともに、日本が誇る優れたIT技術を世界に向けて発信し、IT業界の国際競争力を強化することを目指しています。
先進的なIT研究を行っている海外の有力機関と提携し、各国が持つ優れたソフトウェア・エンジニアリングの手法を日本に普及させる取り組みを行っています。これにより、主に中小企業に向けて新たなビジネス・ツールを導入する機会を提供し、国際競争力を向上させることを目指しています。

情報処理技術者試験は、アジア圏内11の国や地域との間で相互認証 を行っています。これにより、日本を含む各国の技術者を共通の基準で評価できるようになり、技術者が国外の企業に就職する場合や、IT企業が現地で技術者を採用する場合などに、国境を越えたスムーズな人材の交流が期待できます。また、IPAではアジア各国におけるITスキル標準の導入支援にも積極的に取り組んでいます。
Rubyは、日本で発案・開発されたプログラム言語として、既に国内外の多くのITシステムで採用されています。
IPA では、官公庁や企業などの大規模なシステムでも安心してRuby を利用できるよう、Rubyの仕様をJIS(日本工業規格)、そして国際規格にするために活動を続けてきました。その結果、2011 年のJIS 制定に続き、2012 年には国際規格(ISO/IEC 規格)として、承認されました(最終投票は3 月末締め切り)。
日本発のプログラム言語が国際規格として承認されたことにより、今後、国内外の企業や組織でのRuby の採用がさらに拡大し、わが国のIT業界の国際競争力の向上につながる効果が期待できます。
