大企業と中小企業の間には、IT化の進み方に大きな差があります。IPAでは、こうした状況を改善するため、 中小企業のIT化を支援し、すべての企業がIT化の恩恵を受けられるように、さまざまな取り組みを進めています。
中小企業の場合、IT化を進めたいと思っていても、ITに詳しい人材が確保できないために、自社に最適なシステムの導入を実現できないケースが多く見られます。そこでIPAでは、システム構築手順に関する社内標準化や品質管理の担当者向けに、目的や目標に合ったシステムを作る上で参考になる事例集を提供しています。また、ITシステムの投資効果を判断する経営者向けには、システムの発注に必要な難しい言葉を分かりやすく解説した読本も提供しています。これらの情報はウェブサイトなどを通じて公開しており、使用条件に従って誰でも自由に活用できます。
最近のIT業界では「クラウドサービス」が注目を集めています。インターネットの向こう側にITシステムやデータを置いておき、その管理や運用は専門の業者に任せて、ユーザーは手元のコンピュータから必要なときに必要なサービスを使う、という考え方です。高価なITシステムを購入せずに済み、開発や運用の負担もなくなるため、中小企業にはメリットが大きいのですが、業務への適用方法やセキュリティ面などで課題も残されています。そこでIPAは、中小企業がクラウドサービスを利用するための情報をまとめ、ウェブサイトで公開しています。これにより、中小企業のIT化が一層進むことが期待できます。
IPAでは、IT人材の動向に関する調査結果と、年度ごとのトピックステーマの分析をまとめて「IT人材白書」として公開・刊行しています。また、情報提供サイト(IT人材育成iPedia)を通じて、産学連携による実践的なIT教育の事例や、カリキュラムを公開しています。
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