ソフトウェア産業の競争力の維持・強化を図るための、ソフトウェアの信頼性や生産性の向上に係る技術開発の成果です。
■ソフトウェアの高信頼性・頑健性を確保する技術
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組込みシステム用ソフトウェア評価項目抽出ツールの開発 - モデルベース開発における試験の救世主! - |
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山本修二(キャッツ株式会社) |
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《概要》 |
概要図(PDF形式) |
論文(PDF形式) |
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組み込みシステムの設計で使用される状態遷移は、状態遷移図や状態遷移表でモデル化されているが、状態遷移の正当性確認はレビューで行われている。この状態遷移を試験することにより、早期に上流設計における不具合が抽出できる。しかし、従来は試験用状態遷移シーケンスを人手で抽出しており、モレヌケが発生する可能性が極めて高い。さらに、試験用状態遷移シーケンスの表示・表記方法は作成者によって異なっており、再利用性が極めて低くなっている。ついては、試験用状態遷移シーケンスの表記方法の標準案を提案すると共に、状態遷移シーケンス抽出ツールプロトタイプの開発について報告する。
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再利用性の高いJava−XMLリポジトリを用いた次世代ソフトウエア変更環境の開発 - ソフトウェア変更支援ツールとその基盤環境 - |
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丸山勝久(立命館大学),山本晋一郎(愛知県立大学),亀井隆照(財団法人ソフトウェア工学研究財団),吉原章司(株式会社ピクト) |
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《概要》 |
概要図(PDF形式) |
論文(PDF形式) |
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変更支援ツールなどを短期間で容易に構築可能とするためのCASEツールプラットフォーム、およびその上で動作するリファクタリングブラウザを開発した。このプラットフォームでは、Javaソースコードに含まれるソフトウェア情報をXMLで表現し、これによりソフトウェア情報の互換性が高まり、利用環境を限定せずに既存CASEツールを含むさまざまなツールとの連携が容易となる。
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モデル駆動型ソフトウエア開発方法論によるソフトウエア開発支援システムの開発 - UMLモデルから実行コードを自動生成 - |
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神谷慎吾,岡秀樹,梅村晃広,伊藤和夫,滝本雅之(株式会社エヌ・ティ・ティ・データ) |
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《概要》 |
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論文(PDF形式) |
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ソフトウェア開発支援システムは,有用性を認められつつも,記法や方法論の標準化の欠如が普及の妨げとなってきた。UMLおよびOMGによるMDAの提唱は,この問題を解決する好機である。そこで,標準に準拠した開発支援システムを開発するとともに,例題により,その有効性を評価した。
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■新しいプラットフォーム技術に対応したソフトウェア開発技術や検証技術
レンダーファームによる3次元アニメーション制作ソフトウエアの開発
- 「超高速分散レイトレーシングエンジン」〜3次元CGソフトからワンクリックで瞬時にレンダリング!〜 - |
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村内達也,原田崇,谷出与志郎(エヌテクノロジー株式会社) |
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《概要》 |
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[本ソフトは16台のPCによるLANで構成されたネットワーク環境下で動作するレンダーファームである。汎用モデリングツールからワンクリックでレンダーファームにジョブを投げかけ、自身のPCでは全く別の作業を行うことができ、レンダリング処理が終了すると自動的に自身のPCに送られてくる仕組みである。並列効果は台数倍であり、128台まで対応可能なソフトウエア構造になっている。
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組織内およびインターネット上の遊休PCを用いた大規模並列計算のためのミドルウェア - P2Pスーパーコンピューティング - |
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首藤一幸,田中良夫,関口智嗣(独立行政法人産業技術総合研究所) |
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《概要》 |
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論文(PDF形式) |
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遊休PCを用いた自由で容易な大規模分散処理を支援するミドルウェアである。
多量の計算やストレージを必要とする問題を抱えた利用者が、身のまわりやインターネット上のありあわせのPCを多数利用して、自分自身の手で、自由なプログラミングで分散処理を行うことを可能とする。
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組込みLinuxに対応したデバッグインタフェースの標準化及びその実装 - 組込みLinux対応高機能エミュレータの開発 - |
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伊東大助,天野智康(横河ディジタルコンピュータ株式会社) |
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《概要》 |
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組込みシステムの高性能化により次世代OSとしてLinuxが注目されている。しかし、組込みLinuxの開発環境は著しく不足しており、従来の組込みシステム開発で使われてきた開発ツールが利用できない状況にある。
組込みLinuxに対応した開発ツールは、Linuxカーネルのダイナミックなメモリ管理情報を把握しなければならない技術的課題を抱えている。本開発では、開発ツールとLinuxカーネル間のメモリ管理情報を取得するインタフェースの標準化及び仕様公開を行う。このことにより、開発ツールベンダーから各種の高機能開発ツールが市場に投入されることを目指す。また、標準化するデバッグインタフェースを実装したLinuxデバッグインタフェースカーネル及び高機能エミュレータを開発し、従来の開発スタイルと変わらない開発環境の構築を実現する。
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■その他調査
システムの信頼性向上に関する調査−ソフトウェア工学的アプローチ&失敗学的アプローチ−
- 大規模社会システム信頼性向上の実態調査 - |
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福浩邦,笹島三佳代(株式会社富士通総研) |
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《概要》 |
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論文(PDF形式) |
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本調査は、大規模社会システムを運用開発する組織が、信頼性向上を目的としてどのような工学技法を活用しているか調査し、情報システムの信頼性を向上させるための技法活用のあり方を明らかにしようとするものである。
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