未踏ソフトウェア創造事業


全国津々浦々に埋もれている、IT市場に貢献するような、独創的な能力を持つ人々を発掘し、ソフトウェア開発を行った開発成果です。


金出 武雄 PM(カーネギーメロン大学 ワイタカー記念全学 教授)


音響制御プログラムの開発  - 通常録音媒体でもHeadphone/Speakerで音の前方定位 -
矢沢晃
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  Headphoneでは音の定位が頭の中になってしまうが、頭に対する音源方向により周波数特性が異なることに着目し、頭の前方に音源があるときの周波数特性をDigital的に作り出すとともに、Headphoneにより発生する反射/歪をキャンセルすることにより、音を前方に定位させることを実現。

◇ 検証結果(MIDIファイル):mitinko-akiironosinjitu-H.mp3
  使用楽曲 : 「秋色の真実 みっちんこ」
          (作詞:みっちんこ 作曲:みっちんこ&kazuo yoda 編曲:kazuo yoda )
  処理方法 : Originalと前方定位処理したものを5秒毎交互に録音。
          HeadPhoneでお聴きください。Speakerでも効果が確認できます。
 
 
ヒューマン・モデリングのための顔情報計測ソフトウェアの開発  - リアルタイムに視線を測る,表情を読む -
松本吉央(奈良先端科学技術大学院大学),開一夫(東京大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  本プロジェクトで開発したソフトウェアは,顔の動き,視線方向,瞬目,表情,ジェスチャなどを非接触で同時に計測できるものである.その実装にはリアルタイム・ステレオビジョンの技術を用いている.このソフトウェアにより,乳幼児から高齢者まで被験者に一切の負担をかけず自然な状態での計測が可能となり,ヒューマンモデリング,知的インタフェースの構築などに貢献することが期待される.
 
 
デジタルヒューマンの振る舞いを見せる、聞かせる技術ソフトウェア  - デジタルヒューマンの振る舞いを見せ聞かせるソフト -
佐藤知正,森武俊(東京大学大学院),西田佳史(独立行政法人産業技術総合研究所)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  計算機上に蓄積された人間行動データを、仮想的に振る舞わせその際に発生する音や映像を人に提示する以下のソフトウェアを開発した。
(A) 人間の動作を英語で聞かせ教育に役立てる技術ソフトウェア、
(B) 人間行動をどこにでも見せられる技術ソフトウェア、
(C) 人間の異常行動情報を縮約表示して見せ医用に役立てる技術ソフトウェア。
 
 
分散カメラ・マイク・スピーカアレイによる対人スポットフォーミング
溝口博,玉井裕樹(東京理科大学),加賀美聡(独立行政法人産業技術総合研究所),長嶋功一(有限会社アールラボ)
  《概要》   概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  ・マイクアレイ、スピーカアレイソフトウェアの開発
・直交複数軸スピーカアレイによるスポット形成
・頭部周辺(300×300mm)で約20dBの音圧比実現
・マイクアレイによる抑圧比20dBの選択的収音

・聴き耳をたてる」効果、「耳元で語りかける」効果の実現
・2カ所への別音声の同時送出ー相手に応じた内容の伝達
 
 
実時間力学計算手法のライブラリ化と手術シミュレータの開発   〜 仮想人体を用いたVR手術シミュレーションの実現を目指して 〜
中尾恵,黒田嘉宏(京都大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  本プロジェクトでは、心臓や大動脈などの自律的な運動を伴う臓器を対象として、高精度かつ対話的な応答を返すVRシミュレーションを可能とする力学計算手法を開発し、C++の関数としてライブラリ化を行った。仮想臓器の有限要素モデル構築は、前処理ソフトウェアによってサポートする。検証実験の結果、開発ライブラリを用いて構築した大動脈触診シミュレータは、臓器の硬さの認識や硬化部位の判定の練習に効果的であり、触診の体験やトレーニングに有用であることが分かった。

◇ 成果紹介URL:京都大学医学部附属病院Webページ http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/Official/medinfo/
 

 
動作データの知的処理を用いたシミュレーション・ミドルウェア - HP作成の手軽さで作業動作の検証用アニメ -
栗山繁,向井智彦,入野祐輔,按田和幸,花村真孝(豊橋技術科学大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  多人数・多種類の動作を計測して大規模なデータベースを構築し、XMLの様式を有する行動制御文から動作データを自然に変換・合成して作業動作を自動生成するミドルウェアを開発した。作業シミュレーションの結果はWeb3Dのブラウザ上に実時間表示され、振舞いの規則や作業環境はユーザが自由に設定および拡張できる。

◇開発成果プログラム: Motion_Free_M1.tar.gzまたはMotion_Free_M1.zip

   *最新版は以下のURLからダウンロードしてください。

◇ 成果紹介URL:http://tomolow.vcl.ics.tut.ac.jp
 
 
新部 裕 PM(独立行政法人産業技術総合研究所 情報処理研究部門 主任研究員)

次世代GRUBブートローダの基本設計と実装  - 究極のブートローダを目指して -
奥地秀則,松嶋明宏(北陸先端科学技術大学院大学)
  《概要》    概要図 論文(PDF形式)
  高機能なブートローダ、GRUBの次期バージョンの設計と実装を目指す。基本構造の改善によって安全性を高め、動的結合を用いて拡張性を向上させる。また、スクリプト言語、国際化や他アーキテクチャへの移植を目標に置き、基本的な機能を充実させる。
 

uClinuxのH8/300アーキテクチャ移植
佐藤嘉則
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  ・uClinux-2.4.19の移植
・linux-2.5.46の移植
・対応ハードウエアの追加
・uClibc最新版への追従
・PICバイナリ対応GCC(開発中)

成果物は開発元にコミットされ広く配布されています。
 

協調可能なソフトウェアマップの開発
上野乃毅,春山征吾,山崎義弘
  《概要》 概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  オープンソースプロジェクトではソースコードを開発者以外にも公開することにより部外者の開発
への参加を期待できる. プロジェクトを広く世に知らしめるためにソフトウェアマップが利用されてい
るが, 既存のソフトウェアマップには制限がありソフトウェアの開発者・検索者にとって十分使いやす
いものとなっていない。
この問題を解決するために, 協調可能な分散ソフトウェアマップCodeRidge を開発した. CodeRidge
は, ソフトウェアの情報を開発者の手元に置き, これをP2P を使って共有する. これにより, 全体とし
て単一の大規模なソフトウェアマップを実現することが可能となる
 

ソースチェックに威力を発揮するCプリプロセッサ  - ポータブルで世界一の品質の実装 -
松井潔(陽和病院)
  《概要》    概要図(JPG形式) 論文(PDF形式)
  MCPP は free でかつ portable なCプリプロセッサであり、C/C++ プリプロセッサの徹底的なテストと評価をする検証セットが付属している。これを適用すると MCPP は抜群の成績を示す。 MCPP は正確であるとともに、豊富で的確な診断メッセージを持ち、ソースのプリプロセス上の問題をほぼすべてチェックすることができる。

◇ 成果紹介URL:http://www.m17n.org/mcpp/

 

手書き文字認識用辞書のネットワーク分散データ収集システム  - フリーな日本語の手書き文字データを配布 -
福居宏和(株式会社アックス)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  インターネット経由で手書き文字パタンデータの収集を行い、収集したデータから日本語手書き文字認識システム用の辞書を作成し、作成した辞書の配布を行うシステムを開発した。本システムで 6602種、述べ34842字の手書き文字データ収集した。これらのデータは自由に利用可能かつ再配布可能なデータとして配布を行った。
 


喜連川 優 PM(東京大学 生産技術研究所 教授  戦略情報融合研究センター長)

Grid上でアプリケーションの簡便な利用を可能にするGridポータルシステムの構築  - Webブラウザから利用できるグリッド -
白砂哲(東京工業大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  グリッド資源の簡便な利用を可能にするグリッドポータルと呼ばれるシステムが注目されている。本プロジェクトでは、グリッドポータルを簡便に構築するためのツールキットPCT4Gを開発した。PCT4Gは、グリッドポータル構築に必要な、アプリケーションのインストール、アプリケーション用データの配布・アップデートを自動的に行う。
 

超高速DBアルゴリズムの超並列環境下のシミュレータ開発  - 1億行のテーブルもマウス1つで自由に操作 -
古庄晋二(株式会社ターボデータラボラトリー)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  テーブルを「表現」+「位置」+「値」の3情報に分解して操作するアルゴリズム群LFM。これを超並列計算装置で実現する方法を開発した。現実的な装置で、大規模・超高速・汎用的なデータベース処理が可能になる。
1)大規模(TB級)
2)超高速(1億行ソート0.1秒)
3)汎用(検索・集計・ソート・JOIN等)
4)プログラマブル

◇ 開発成果デモ:Di5Demo.zip,またはDi5Demo.tar.gz

 

CYCLONE: 最強事典サイトの構築  - Webを事典として使えるサイトを開設 -
藤井敦(筑波大学),伊藤克亘(名古屋大学大学院),秋葉友良(独立行政法人産業技術総合研究所)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  Webには,既存の辞書にない新語や専門用語に関する情報が溢れている.本事業は,Webから言葉や事柄に関する説明情報を抽出し,分野や意味ごとに分類することで,約60万語を収録した事典的コンテンツを作成した.さらに,当コンテンツを活用するための検索サイトを構築し,ユーザを飽きさせないための多様な検索機能を実装した.

◇ 成果紹介URL:http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~fujii/mito2002/

 

多様なトピックに対応する高精度の情報検索システム  - 思いついた言葉で楽々サーチ -
金沢輝一(有限会社ケイ・ワイ・エイ・グループ)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  従来の検索システムでは、検索者が入力したそのままの表現でしか検索されず、検索者が頭を悩ませて様々な表現を入力する必要があった。この問題を解消するためにRSモデルに基づく情報検索システムを実装した。RSモデルが索引情報を補正し、例えば道玄坂に関する文書は「道玄坂」でも「渋谷」でも検索できるようになる。
 

OLTP性能向上を目的としたメモリプロファイリングツール  - 性能向上のためのツール -
吉岡弘隆(ミラクル・リナックス株式会社)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  アプリケーションやLinuxカーネルの性能ボトルネックを簡単に発見するツールです。イベントベースサンプリングという手法を用いてキャッシュミスなど各種メモリアクセスの頻度を測定します。成果をオープンソースで公開しています。

◇ 成果紹介URL:http://sourceforge.jp/projects/hardmeter
◇ 成果紹介FTP:http://sourceforge.jp/frs/index.php?group_id=219&release_id=2646

 

ヒューマン推論エンジンの開発  - 日本発世界一の推論法 -
王 碩玉(高知工科大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  本ヒューマン推論エンジンに、Mamudaniの推論法、高木―菅野推論法、簡略型推論法、乗法―加法型推論法など従来の推論法は勿論一通り揃えたし、さらに、開発者らにより提案している、最優秀論文賞を受賞した距離型ファジィ推論法の諸アルゴリズムを集大成している。 これらの推論法は案内ロボット、非線形システムのモデリングと制御に実用され、その有効性が示されている。
 

Web上のデータを中心とした複数論文データベースの統合  - 反響が 一目でわかる PRESRI -
難波英嗣(広島市立大学),奥村学,齋藤豪(東京工業大学),阿辺川武(東京工業大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  特定分野の研究動向を知るためには,その分野の論文を網羅的に収集する必要がある.本プロジェクトでは,あちこちに分散する複数の論文データベースを統合的に検索でき,結果をグラフィカルに提示できるシステムの開発を行う.このシステムにより論文のその分野での反響が一目で分かるため,効率的な研究動向調査が可能になる.

◇ 成果紹介URL:http://presri.pi.titech.ac.jp:8000

 


紀 信邦 PM(日本エンジェルズ・インベストメント株式会社 取締役)

有料配信における海賊版受信機・パスワード漏洩抑止スキーム  - 放送型配信に適した一対多の暗号方式 -
渡辺秀行(株式会社アイビス),光成滋生(株式会社ピクセラ), 藤井寛(岡山大学大学院),石田計(有限会社サムス),酒居敬一(広島大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  今後の隆盛が予想される放送型配信において、不正受信装置の作成防止のために、暗号化鍵と復号鍵が一対多の関係にある暗号方式の実装を目的とし、一通りの完成を見た。また、実装中に発見した一部の問題点に対する解決に向けての今後の方針を提示した。さらに本方式に使うコア演算処理において既存の最速のものよりも15%以上の高速処理を達成した。
 

自分と同レベルの訳文を出力する翻訳システムの探求  - 自然な訳文を生成する機械翻訳システム -
武舎広幸(マーリンアームズ株式会社)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  20年間に渡る機械翻訳システムの開発経験に加え,数多くのベストセラーを翻訳し,翻訳者教育用のテキストの執筆の経験も持つ開発者が,自らの翻訳過程を分析し,その過程をできるだけ再現することにより,自然な訳文を出力する翻訳システムを開発した。

◇ 成果紹介URL:http://www.musha.com/

 

XML通信を基盤としたオブジェクト共有・オーナー管理システム - アスペクト指向ネットワーク共有システム -
中口孝雄,和田健之介,熊坂妥仁(有限会社アントラッド)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  XML通信を行う汎用セッションサーバシステム、オブジェクト共有システム、オーナー管理システム、アスペクト記述支援ライブラリから構成される、多人数参加型システム用ミドルウェア。アスペクト指向による新たな開発手法をネットワークシステム開発に適用することで、ネットワークプログラミングのコストを激減させる。

◇ 成果紹介URL:http://untrod.keihanna.ne.jp/whitedog/

 

Web アプリケーション・ジェネレータ B2J
寿福良平
  《概要》  概要図 論文(PDF形式)
   現在、最も多くのユーザを獲得しているコンピュータ言語は Basic である。中でも、Microsoft 社製の Visal Basic で記述されたものが大勢を占めている。中小企業の社内システムや、大企業の部門別システムのほとんどは、スタンドアロンもしくはクライアントサーバ方式の Visual Basic で記述されたアプリケーションであり、特定少数のユーザの利用を前提とした、他のシステムとの統合が容易でない構造になっているが、そのユーザの多くは、利用環境を選ばない、インターネットあるいはイントラネット環境で動作する Web アプリケーションに変更したいという要求を持っている。

 UI のコンテナとして既存の Web ブラウザを用いる Web アプリケーションの構築には Java を使用するのが最適であるが、1)プログラムパラダイムのシフトに伴うシステム設計スキルの不足、2)Java に習熟した技術者の不足、3)サーバ環境構築に関する知識の不足、などの問題でなかなか実施に踏み切れないのが現状である。

 本プロジェクトでは、Visual Basic で記述されたアプリケーションを、既存の Web ブラウザからの利用を前提とした Java による Web アプリケーションに変換するツール、及び、スタンド・アロン・アプリケーションからWebアプリケーションへの変換の開発を行った。
 開発した Basic To Java Web アプリケーションジェネレータは、既存の Visual Basic で記述されたアプリケーションのソースコードをパースして、Java で記述されたサーバコンポーネントと、HTML および JavaScript で記述された UI コンポーネントに分離して生成し、自動デプロイを行う。Web ブラウザ上で動作する UI コンポーネントと Java のサーバコンポーネントは HTTP プロトコルを用いたリモートプロシージャコールによって関連付けられる。
 

分散協調型シンクライアント通信カーナビの開発  - 安い・軽い・"繋がる"次世代ナビ -
玉寄尊(株式会社ネットジーン)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  端末に汎用PDA等を用いるシンクライアント型カーナビを開発した.これは膨大なデータの保持と負荷の重い処理をサーバー側で行うことでクライアント側の負担を減らし,カーナビの小型/軽量化とコストダウンを実現するものである.また,これにより最新のコンテンツの配信や位置連動サービス等の新しいサービスの実現も期待できる.
 

Javaによる異種協調制約解消システムの開発  - 賢いコンピュータソフトウェアに向けて -
番原睦則,田村直之,井上克已(神戸大学),川村尚生(鳥取大学)
  《概要》    概要図 論文(PDF形式)
  近年,問題の多様化・複雑化に伴って,「複数の制約ソルバをいかに有効に組み合わせて使うか」が重要な研究課題になっている.しかし,これまで開発されたシステムは同種の制約ソルバしか扱えないものが多かった.本開発の目的は,複数の異種の制約ソルバを協調的・競争的に並列動作させることにより,単一のアルゴリズムをチューニングする以上の効果を得ることである.

◇ 成果紹介URL:http://kaminari.istc.kobe-u.ac.jp/hecs/

 

メイルでの話題の把握を支援するソフトウェア  - Visual Mail Reader -
伊知地宏(ラムダ数学教育研究所),倉部淳(株式会社フロンテッジ・レーザーフィッシュ)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  メイルの関係を視覚的に把握しながらメイルを読むことが出来る VisualMail Reader について述べる.
Visual Mail Reader では,メイルの話題スレッドを抽出,ノードをメイル,エッジをメイル間の関係とした色付きグラフで表示し,グラフによるインタフェースを使ってメイルを読むことができるため,要約機能とあわせてメイルの内容理解が容易になる.
 


田中 克己 PM(京都大学大学院 情報学研究科 教授)

Web・放送・仮想キャラクターの動的統合システム  - 番組をWebページで補足し、テレビとWebを同時に見る -
馬強(京都大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  デジタル放送では,本放送の番組に関するメタデータがデータ放送で配信される.この特徴を利用して,本プロジェクトでは,番組のメタデータを利用して,番組のより詳細,他視点の関連情報をWebから動的に取得し,番組および仮想キャラクターの振舞いと連動してユーザに呈示するシステムを開発する.
 

P2Pネットワークにおけるオー プンDRMシステムの開発 - 著作権侵害の張本人から真のコンテンツ流通基盤へ -
李栄慶(慶応義塾大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  ピア・ツー・ピア・ネットワーク(以下P2Pを呼ぶ)において、安全且つ効率なデジタルコンテンツ流通を実現したオープン著作権管理システムを開発した。従来の著作権管理システムと比べて、P2Pネットワークとのシームレスな統合、それとオープンな権利記述言語の採用でシステムのオープン性及び交換性は、大きい特徴である
 

アドホックグループ上でのコンテンツナビゲーションシステム  - 予め準備をしなくても,そこら辺にある情報を,適当に纏めてくれるソフト -
近藤育雄(関西大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  例えば,ワイヤレスデバイスを複数人が持ち寄って,互いにコンテンツを交換しあうシナリオを想定する.これは,一時的なデバイスの集合上へコンテンツベースのネットワークを構成することに相当し,実現すると,情報獲得の可能性を広げることができるようになると考えられる.
本プロジェクトでは,ワイヤレスなベースネットワークへP2P技術を適用し,コンテンツサマリのビューを獲得するシステムを開発した.今後,アプリケーション領域を開拓し,様々なソリューションへの適用を目指す.

写真画像群による個人の空間軌跡の3Dコンテンツ化支援ツールと、それを用いた実風景型Webブラウザ
 
- 歩くように写真を見よう〜 リンクで繋いだ写真群を擬似3次元的に表示する編集・閲覧システム -
田中浩也(京都大学
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  複数の写真画像を連続的にオーバーレイして呈示することにより、実際の3次元空間を散策しているような効果を出すシステムを開発。開発したシステムは"PhotoWalker"と呼ばれ、写真画像群を読み込んで編集をするソフトPhoto-Linkerと、編集した写真を読み込んで擬似3次元処理を加えて提示する閲覧ソフトPhoto-Browserからなる。
このソフトウェアや、ソフトを用いた作品の事例は、http://www.photowalker.net/ に公開されている。

デモプログラムはhttp://www.photowalker.net/main_fin/software/software.htmlよりダウンロードしてください。

いやし系仮想旅行ソフト「旅っ中」の試作  - マニアじゃなくても楽しめる、のんびり乗客を楽しむ、仮想「列車の旅」ソフト「旅っ中」 -
遠藤清美(株式会社アイムデザイン)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  「旅っ中」は、運転や列車を走行さて楽しむゲームソフトなどとは違う、運行中の列車に仮想乗車し、乗客になって旅気分を味わう、いやし系「列車の旅」ソフトです。
列車の車窓風景(試作では東京、熱海に限定)を楽しんだりするだけでなく、旅心をさらに深める乗車中に起こるイベントも楽しめます。
いやし系ソフトですので、「旅っ中」では乗車してしまえば目的地に着くまで何の操作をしなくても楽しめる構造が基本です。
 

ネットワーク型映像制作支援ソフトウェア群の開発  - プリプロからポスプロまでを統一的に扱えるソフトウェア -
稲蔭正彦, 玉山武(慶應義塾大学),斎藤賢爾(慶応義塾大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  映像制作においてネットワークを介してコラボレーションを可能とするための映像制作支援ソフトウェアの開発を行った。開発の具体的な内容は、「脚本およびビデオストーリーボード記述言語」、「ノンリニア編集ソフトウェア」、「ネットワークと映像制作を考慮したバージョン管理の仕組み」である。特徴としては、ノンリニア編集ソフトウェアが、上記記述言語を読み込むことができるため、プリプロの段階からポスプロの段階までを統一的に扱うことができる点にある。
 

XML WEBサービスを利用した、空間モデルによる住宅設計・見積システム
 
- 住宅は建ってからでは遅すぎる、要望は建てる前に盛り込もう! -
浅野憲秀,大路恭進(株式会社ベッツアンドシステムズ)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  住宅を建てようとするユーザが、自らの希望するイメージをそのままインターネット上で入力でき、かつ従来のような業者の営業を経由せずに見積書、及び設計図を住宅メーカ数社から取得でき、間取り・仕様・金額等の比較検討ができる機構の提案である
 


近山 隆 PM(東京大学 新領域創成科学研究科 基盤情報学専攻 教授)

3Dコンテンツのコラボレーティブオーサリングフレームワーク  - 3Dコンテンツのオープンソース的制作環境 -
川合史朗
  《概要》    概要図 論文(PDF形式)
  3Dコンテンツを構成する要素をネット上のリポジトリに置き、複数の制作者がコンテンツを『寄ってたかって』制作することを可能にするフレームワークを実装した。ファイルベースの管理を行う従来のオーサリングツールに比べ、柔軟な制作進行を可能にするだけでなく、ネットを通じた独立アーティストの協調制作のような新しい形態のコンテンツ制作の可能性を開く。
 

リアルタイム自動作曲システムの開発
岡田謙之
  《概要》  概要図 論文(PDF形式)
  現在、ビデオゲームを中心とするデジタルメディアアプリケーションは、3Dコンピュータ・グラフィックスのリアルタイム描画によって極限まで洗練された映像によって彩られています。

 しかし、かかる最新型コンテンツで使用されているバックグラウンドミュージック(BGM)は、あらかじめ録音された作り付けのサウンドデータを事前に対応付けられたユーザイベントなどによってスイッチしているにすぎません。これでは、BGMが切り貼りになってしまって音楽的な一貫性を表現できず、演出効果の面では、場面の展開に応じて作りこまれた映画音楽などに大きく劣ることは否めません。

 そこで本プロジェクトでは、最新型ビデオゲームを中心とするデジタルメディアコンテンツ上で、映画音楽のようなドラマティックなBGMをコンテキストに応じてリアルタイムに生み出すことを可能にするミドルウェアとして、自動作編曲ソフトウェアエンジンを開発します。
 本プロジェクトでは自動作曲の過程を、(A)メロディとコード進行、それに最低限の演奏上の指示から成る「リード・シート(Lead Sheet)」の自動作成と、(B)かかるリード・シートを基準とした各楽器パートの自動演奏(自動編曲を含む)という2つの段階に分けて考えます。これは、ポピュラー音楽の制作現場で作曲家とスタジオ・ミュージシャンの間で行われている音楽制作手法に倣ったものです。

 実際に自動作曲を行うまでには3つのプロセスを経ます。
 まず、(1)既存曲を学習して音楽構成要素を標本化する楽曲学習プロセスです。この時、メロディやベースライン、ソロパートなどの「メロディ系パート」と、コード
バッキングやドラムパターンなどの「パターン系パート」によって標本化方法を変えます。
 次に、(2)どのようなモチーフを使ったどのようなテイストの曲を自動展開するかをサウンドクリエイターが作り込んでいくことのできるオーサリングプロセスです。
 そして、(3)実際のコンテンツのプログラムの中でBGMをリアルタイムに生成演奏するランタイムプロセスです。

 この自動作編曲技術の開発にを行ったことにより、
a. ビデオ映像のために、シーンの雰囲気と長さ(秒数)に応じて最適なBGMを自動的に作曲するソフト
b. 音楽初心者でも簡単に作曲ができる作曲支援ソフト
c. ブロックを組み立てるとインタラクティブに作曲体験ができる児童向け玩具
のようなプロダクトへの応用も可能となります。
 

実時間衣服シミュレーションライブラリの開発  - 仮想試着システムの実現 -
尾下真樹(九州工業大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  衣服の動力学シミュレーションをリアルタイムに実現するためのライブラリを開発した。粒子モデルによる動力学計算と幾何的な曲面制御手法の組み合わせにより、衣服の自然なアニメーションを高速に生成する。また、本ライブラリの応用により、利用者が仮想空間内でさまざまな衣服を試着して楽しむことができる仮想試着システムを開発した。
 

ペン入力文字の連綿毛筆体を含む高品質書体への変換技術の高度化  - 手書きストロークのワイヤーアクション -
大場幹浩
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  任意の大きさ・形状の手書き文字を、独自の形態転換アルゴリズムによってその行書・草書系連綿毛筆崩し書体へと自動変換するシステムにおいて、そのシミュレート品質を大きく向上させた。古典的書家風書体へのシミュレート化の基盤の作成を行い、またペンマシンでの使用に際しての、手書き文字のテキストコードへの自動対応付けによる生成図像の活用性の向上も図った。

◇ 成果紹介URL:http://www.ne.jp/asahi/o/o/syo_programs/index.html
 

略地図を利用した情報蓄積・管理システム  - この街、知りたい?教えたい? -
伊藤佳世(静岡大学大学院),金指文明(有限会社カラビナシステムズ)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  略地図を利用したサイト構築を行うためのフレームワーク(ライブラリ集)の実装を行った。フレームワークは以下に示すマークエディタ、マップエディタ、COMAPサーバ(サーバシステム、データベースを含む)から構成される。これらのフレームワークにより、地図記号デザイナー、情報提供者、情報利用者がそれぞれコミュニティを形成できる。
 


徳田 英幸 PM(慶應義塾大学 政策・メディア研究科委員長 環境情報学部 教授)

三次元パターン認識を用いた携帯型端末向け電子チケットシステム  - 三次元パターンによる携帯電話電子チケット -
宇田隆哉,市村哲,伊藤雅仁(東京工科大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  本提案の三次元パターンは、端末の画面を高速に描き変えることにより複数枚のパターンを連続表示し、1024bit以上の強度を持つ公開鍵署名を含む、理論的に無制限のデータ量を携帯電話などの小さな画面で送信可能である。
本システムでは既存の端末に物理モジュールを追加する必要がなく、0.5秒程度で認証が完了する。
 

異なる環境間における安全な通信路の構築  - PPP over SSH for Win -
藤田憲正(京都大学),鵜川始陽,松村晋吾(京都大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  Windows 用の PPP over SSH VPN クライアントを開発しました。
既存のアプリケーションに手を加えることなく、無線 LAN 上や、インターネット経由の RAS などで安全な通信が可能となります。
サーバ側は、Linux などを用いることができ、手軽で低コストです。

◇ 成果紹介URL:http://www.kmc.gr.jp/proj/vpn/

 

拡張現実環境を実現するための分散マルチメディアミドルウェア  - サイバー空間と現実の融合を目指して -
倉橋誠.徳永英治.根本将寛(早稲田大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  ユビキタスコンピューティング環境における利用しやすいインタフェースとして拡張現実に注目、これを利用したアプリケーションを同環境で構築するためのミドルウェアを提案、開発した。
 

ユビキタス環境を情報空間化するための組込みデータベース
倉光君郎(東京大学大学院)
  《概要》    概要図 論文(PDF形式)
  ユビキタスコンピューティング指向の組込みデータベース」の開発を行い、統一された情報ビューからデバイス機器の静的な情報だけなく、デバイスに付属したセンサーからの動的な情報を取り出したり、デバイスの状態を更新することでアクチュエーターを制御する.
 

遠近法を持つネットワークと「未来ブラウザ」の開発  - 実用的なインドア情報配信システム -
梅田英和 (株式会社スカイリー・ネットワークス)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  店鋪、施設内の様々な場所に無線機を設置し、利用者にはPDAを貸し出します.利用者が店鋪内のどこにいるかを無線で検知し、場所に応じて適切なコンテンツを利用者の手元に届けることができます.
また店鋪全域で情報配信を行うための配線作業が必要なく、施設や撤去が極めて手軽に行えます.
 


萩谷 昌己 PM(東京大学大学院 情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻 教授)

音楽演奏情報処理を応用した教育と芸術のためのソフトウェア  - 歌唱練習ソフトウェア「うたうたう」 -
新井俊一(有限会社メロートーン),小畑幹(有限会社アンブレラ)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  あなたの音程、判定します!
リアルタイム音程抽出技術を利用した歌唱練習ソフトウェア「うたうたう」です。高精度、ロバスト、高速なアルゴリズムを利用して、PCにつないだマイクの音程を即 座に分析、画面にグラフとして表示します。我々の技術は語学練習などの用途にも応用可能です。是非ご高覧ください

◇ 成果紹介URL:http://www.mellowtone.org

 

第一原理に基づいた分子言語による生命プログラミング  - 新生命秩序創造への挑戦(The Challenge to the Creation of New Life Order) -
吉田弘(広島大学大学院),杉野圭司(日清食品株式会社)
  《概要》 概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  MOLDA QuLiSは量子化学とバイオインフォマティクスを統合させ,第一原理に基づいて創薬を目指す分子モデリングソフトウェアです。これにより,人工アミノ酸利用までを視野にいれた新タンパク質の設計が可能となります。Java/XML/VRMLを基盤技術として用いているため,オブジェクト指向やシーングラフに基づいた設計となっており将来の機能拡張に柔軟に対応します。


◇ 開発成果プログラム:MOLDA QuLiS ver.1 rev.0.1(Windows版Linux版
               
MOLDA QuLiS User's Guide − 基礎編 −
               
MOLDA QuLiS User's Guide − バイオインフォマティクス編

  *最新版は以下のURLからダウンロードしてください。

◇ 成果紹介URL:http://www.molda.org/
           http://www.biwa.ne.jp/~k-sugino/

 

視覚的な分散アプリケーション構築ツールuBlockの開発  - 視覚的な分散アプリケーション構築ツール -
岩井将行,由良淳一(慶應義塾大学),望月祐洋(東京工業大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  近年,多くのセンサや情報家電機器を壁や家具に埋め込んだユビキタス環境が実現可能になってきている.しかし,利用者は,益々個々のソフトウエアの管理が煩雑になり,利用者自身がユビキタス環境全体を把握しておくことが困難になりつつある.我々は,情報家電機器やセンサ間の分散イベント配送ミドルウエアおよび,分散アプリケーションの構築を視覚的に支援するブラウザによって上記の課題を解決するuBlocksを提供する.

◇ 成果紹介URL:http://www.ublocks.org

 

予測入力方式の拡張  - わずかな操作で効率的な文字入力 -
小松弘幸(東京工業大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  従来のかな漢字変換方式に代わる新しい日本語入力方式に予測入力方式がある。
予測入力方式は携帯電話や PDA などの日本語入力装置として、現在では広く用いられるようになった。本プロジェクトでは、予測入力システムPRIME をフリーソフトウェアとして作成し、また新しい予測方法を提案する。

◇ 成果紹介URL:http://taiyaki.org/prime/

 

RelaxerStudio - オブジェクトとXMLの融合 -
浅海智晴(有限会社浅海智晴事務所), 五嶋剛,山中崇文,永山葉子(株式会社クレオ)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  XMLスキーマコンパイラ/コンポーネントコンパイラであるRelaxer用モデルエディタRelaxerStudioおよび、オブジェクト指向開発プロセスRelaxerプロセスの開発
 


増井 俊之 PM( 産業技術総合研究所 情報処理研究部門 招聘研究員)

情報家電制御に適した次世代ヒューマン・インタフェース  - ジェスチャを用いた情報家電制御&ベルト型触覚ナビゲーション機構 -
塚田浩二(慶應義塾大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  本プロジェクトでは,ユビキタス環境に適した新しいインタフェースとして,
(1)家庭内での情報家電機器の制御に焦点を当てた,「ジェスチャを用いた情報家電制御インタフェース "Ubi-Finger"」,
(2)モビキタス(モバイル指向ユビキタス)環境に適した情報提示手法に焦点を当てた,「方位情報を伴うベルト型触覚情報提示インタフェース "Active Belt"」
について,提案,および開発を行った.
 

.Net Framework 上における独創的なGUIコンポーネントの開発  - 新しいGUIを、みんなで、どこでも -
湯川洋平,松本曜(京都大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  .NET Frameworkを用いて,Web時代に相応しいGUIコンポーネントの調査・開発を行った.領域選択に主眼をおいたZoomBar,検索とブラウズをもっと手軽にすることを目指したFindAppletという2つのコンポーネントの開発を通し,人とコンピュータのよりよい関係を目指す.
 

スライドボリュームを利用したウィンドウ操作体系の構築  - ウィンドウ切り替え用の新デバイスを提案 -
小國健(株式会社NTTデータ)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  オーバーラップ方式のマルチウィンドウシステムが普及しているが、ウィンドウの切り替えに対する満足度の高いユーザーインターフェイスが提供されていない。我々は、スライドボリュームを利用した新デバイスを導入し、これにウィンドウの切り替え機能をもたせることを提案する。新デバイスとマウスの併用により、ウィンドウの操作がより直感的で便利なものになる。その他、3種のデバイスを製作した。
 

3次元グラフィクスを手軽に作成するためのソフトウェア  - お手軽3DCG作成ソフトウェア -
五十嵐健夫(東京大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  3次元CGを簡単に作成できるようにすることを目的として研究開発を行っている。本年のプロジェクトでは、特に
1)3次元キャラクタに衣服を着せ付けるためのシステム(Sweater)
2)空間的キーフレーミングによりアニメーションを生成するシステム (Squirrel)
について開発を行った。

◇ 成果紹介URL:http://www-ui.is.s.u-tokyo.ac.jp/~takeo/index-j.html

 

Mobiquitous Environment:適応型次世代ユビキタス基盤環境の構築  - 人と機器の移動に適応できるユビキタス環境 -
永田智大,村瀬正名,権藤俊一,鈴木源太,守分滋(慶應義塾大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  本プロジェクトでは,ユビキタス環境下での人やアプリケーションの移動,機器の動的変更に適応できるよう支援する次世代ユビキタス環境である Mobiquitous Environment を提案し,その基盤ソフトウェアを開発した.様々な移動によるサービスの利用状況の変化に対し,利用者と機器の協調作業を継続的に実行可能となる.
 

高速両手親指日本語入力機器「タグタイプ・ガレージキット」の設計と製作  - 組み立てる入力機器 -
田川欣哉(有限会社リーディング・エッジ・デザイン)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  タグタイプはゲームコントローラのように両手にかかえて、親指だけで文字入力とマウス操作を行うことができる入力機器である。本プロジェクトでは、タグタイプを「ガレージキット」をコンセプトに再設計し、そのまま製品化が可能なレベルの完成度を達成したいと考えた。
 

歌声を認識するウェアラブルロボットの開発  - 音声のみで、曲認識できるシステム -
園田智也,池長俊哉,柴田祐助(早稲田大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  本開発では、GUIを用いずに、音声と歌声を手がかりに、数万曲を対象とした曲認識が可能なシステムを構築した。また、これまでの歌声検索エンジンでは、録音時の音響信号処理に関する検討は行われていなかったが、今回の開発では聴覚心理モデル、神経のシナプス結合モデルを導入し、より人間らしい認識が可能となった。
 

「紙」の高度化と、柔軟な階層構造を持つインターフェースの開発  - 斬新な手法による文書やメールの管理 -
永田周一(同志社大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  Eメール、文書作成、Webページの管理など、一般ユーザーが最もよく利用しながらも改良が求められていた部分にズーミングや自動保存の手法を取り入れ、使い勝手を一新するインターフェースを開発した。これにより、ドキュメントの作成と管理がより容易でかつ直感的になり、デジタルデータの利用の促進につながることが期待できる。

◇ 開発成果プログラム:紙Professional ver 2.31(Windows用)

  * 本プログラムの試用期間は30日です。継続使用する場合は以下のURLより所定の手続きをしてください。
  *最新版は以下のURLからダウンロードしてください。

◇ 成果紹介URL:http://www.ki.rim.or.jp/~kami/

 


村岡 洋一 PM(早稲田大学 理工学部情報学科 教授)

ピアノ演奏・学習支援ソフト  - 初心者向けピアノ練習システム -
大和田茂(東京大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  本ソフトウェアは、あらかじめ定義された音楽情報に基いて、ユーザーが入力する旋律入力に合わせた伴奏を出力するシステムである。現在市場に出回っている技術は非常に原始的なものであるため、このソフトは、様々な機能を誰にでも使ってもらえる十分なユーザーインターフェースを備えることを第一に考えて製作した。
 

Social Scheduler: 携帯電話を用いた協調的スケジューラ  - みんなでつくる,みんなのスケジュール -
大向一輝,濱崎雅弘(総合研究大学院大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  提案システムである「Social Scheduler」は,複数の組織に所属する人々のスケジューリングを支援する.Social Schedulerではユーザ同士が情報を公開・共有することによりグループワークの時間を効率的に決定することができる.
また,利用の履歴から各ユーザが所属するグループを自動的に同定し,適切なアクセスコントロールを提供することができる.

◇ 成果紹介URL:http://www-kasm.nii.ac.jp/ngrid/

 

CORBAとMathMLに基づく分散制約解決システム
小林紀郎
  《概要》  概要図 論文(PDF形式)
  インターネットユーザが提供する数学的な問題解決知識を活用し、科学技術上の問題解決を行う実用的なシステムを開発する。問題は制約として与えられ、制約には等式や不等式が含まれる。問題解決に必要な数学的知識は制約解消系として実装され、インターネット上に分散して存在する。制約解消系には、線形方程式の求解系や微分方程式の求解系などがある。一般的な科学技術上の問題解決では、問題が制約として抽象化されたとしても、制約の解決にはさまざまな求解法を組み合わせて活用しなければならないことがほとんどである。このような場合、本システムは複数の制約解消系を協調させて制約を解決する。

システム構築においては、制約解消系はさまざまなプラットフォーム、プログラミング言語、アプリケーションを活用して実装される。このような異種環境で実装される制約解消系間の協調動作を実現するため、世界標準技術CORBAとMathMLに基づいた、制約の透過的な通信を可能にするフレームワークを開発した。

より具体的には、制約解消系をCORBAオブジェクトとして実装するためのオブジェクトラッパ、制約解消系間の協調を管理実行するサービス、求解に必要な制約解消系を検索するサービス、Webブラウザを活用したフロントエンドの各ソフトウエアコンポーネントを実装し、システムを構築した。
さらには、本システムを商用目的に利用することも考慮し、制約解消系へのアクセス制御、制約制約系の利用に対する課金機能、暗号技術を活用したセキュアな通信機能を実現し、機能性、安定性に優れたシステムの構築を行った。
 

ユビキタスサービス利用のための自律的なソフトウェアの構築
 
- Autonomic Home Ubiquitous Computing(自律的ホームユビキタスコンピューティング) -
青木崇行,桐原幸彦(慶應義塾大学大学院),中西健一(株式会社ソキュアス&慶應義塾大学大学院),岩谷晶子(慶應義塾大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  ユビキタスコンピューティング環境には多種多様な機器、サービス、ユーザが存在し、機器・サービス利用のために必要な知識、情報、操作量などが多くなり、ユーザへの負担が増加してしまう。この問題を解決するために、環境側を知的化し、ユーザの認識、判断、利用の各作業を減少させるユビキタスサービス利用のための自律的なソフトウェアの構築を行った。

◇ 成果紹介URL:http://www.ht.sfc.keio.ac.jp/ace/

 

GPS機能を使った都市型モバイルコミュニティシステム  - "bit-seeding"- 携帯で種まき、携帯で収穫。 -
松原慈,有山宙,田内学(assistant)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  “bit-seeding”をコンセプトに、位置情報を活用して、都市を媒介にした人と人のコミュニケーションを活発にするアプリケーションを提案する。今回その具体例として、GPS携帯で利用する、都市型ナビゲーションの新しいモデル「Happy City」と、都市型ゲームの新しい展開「Survival City」の2種類を開発した。
 

「伝播貨幣」のデモンストレーションソフトウェアの実装  - すべてが投資である貨幣システム -
鈴木健(東京大学大学院)
  《概要》 概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  PICSY(伝播投資貨幣)は、価値が人から人へと伝播していくという興味深い性質をもった新しい貨幣シ ステムである。さらに、企業内人事評価システムやB2Bの取引まで展開することを踏まえ、今回の未踏 プロジェクトでは、PICSYをデモンストレーションするためのソフトウェアを開発した。

◇ 成果紹介URL:http://www.picsy.org/
 

対話的な仮想ファッションシステムの実現  - 実写を着こなす 新しい感覚の提案 -
益子宗 (筑波大学),中野敦
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  我々は,試着できない衣服を仮想的に着られる,また変更に手間のかかるヘアスタイルを仮想的に変えられる仮想ファションシステムを提案する.従来の仮想ファッションは,利用者を撮影した実写映像とCGベースの衣服・ヘアスタイルの合成で表されていたが,本システムでは実写ベースの合成によりビデオリアルな仮想ファッションを提示する.
 

インターネットライブ放送における統合ソフトウェアの開発  〜3分で飽きるライブストリーミングはもうやめよう。〜
星野厚(筑波大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  現状のライブストリーミング放送は表現力に乏しいものがほとんどである、視聴者は見始めてすぐに見るのをやめてしまうことが多い。これに対し、本システムでは放送機材の機能をソフトウェアで実現し、スイッチング,トランジション,オーバーレイ,ストリーミングメディアの多元中継をリアルタイムで行いライブ放送できる。
 

Wappletフレームワーク  - ユビキタス環境において、即興的にユーザの個人作業環境を提供可能なフレームワーク -
岩本健嗣(慶應義塾大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  近年,ユビキタス環境に対する関心は,研究領域,ビジネス領域を問わず高まっている.
ユビキタス環境は一般的に機器やセンサが埋め込まれた部屋や空間によってユーザを支援する計算機環境である.このユビキタス環境を実現するためには,ハードウェア,ソフトウェアを問わずさまざまな要素技術が必要となる.その中で本研究では,環境のパーソナライゼーションに注目する.ユビキタス環境が今後発展すれば,情報キヨスクのような場が,誰でも利用できる計算機環境として提供されることが考えられる.パーソナライゼーションとは,このような公共の機器やセンサを,利用者がその場で,アドホック(場当たり的)に占有するという概念である.ユーザは,パーソナライゼーションされた機器や環境を,あたかも自分専用の計算機環境として利用する事が可能となる.このようなパーソナライゼーションを実現するためには,アプリケーション自体と,公共の機器で動作するサービスソフトウェアの両方を含む,新たなフレームワークの構築が必要となる.このようなパーソナライゼーションを実現するフレームワークをWappletフレームワークと名付け,これを実現する.
 

ユーザ中心型性能予測ツール  - レスポンス時間の認識・予測による性能予測 -
堀井洋(早稲田大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  ResAnalyzerは,ユーザーの使っているアプリケーションのレスポンス時間をもとに,PCの性能を評価します.また,ResAnalyzerは,現在のPC上で行ったアクションを,将来のPC上で実行した際のレスポンス時間を予想することで,将来のPCの性能を予測し,ユーザーのPCの使い方に,最適なPC構成を見つけだします.
 

「日本語コメント記述からのプログラム自動生成システム」  - 日本語を用いた実用的プログラム開発環境 -
青島大悟,荒井大輔,石川龍二,采泰臣,加藤友規,野澤稔(静岡大学)
  《概要》    概要図 論文(PDF形式)
  本プロジェクトでは,「簡単」かつ「効率的」で,さらに「保守性」に優れた,3拍子そろったソフトウェア開発環境を実現することが大きな目的である. そこで,日本語のコメントを利用して,簡単かつ効率的に実用的なプログラムを作成することを可能とする,画期的なシステムを提案する.
 

擬似Push型P2P情報配信をするニュース記事閲覧システム  - P2Pを利用しPush型配信を行うニュースブラウザ -
安達真( 早稲田大学)
  《概要》    概要図 論文(PDF形式)
  本件では、P2Pネットワークを利用してユーザ同士で最新のニュース情報をPushしあうニュースブラウザを開発した。P2Pネットワークを利用する事により、ユーザの趣向に合わせて自動的にクラスタリングされ、興味のある記事がPushされる頻度を高く保つ事ができる。さらに基幹技術としてRSSに対応する事により、これからのWWWに十分対応出切る。
 

ユビキタス環境における情報家電制御ミドルウェア  - 最適なデバイスであらゆる家電機器を一元的に制御 -
芥川友義,伊部浩章,鈴木寛,服部貴章,山本紘司(早稲田大学)
  《概要》 概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  UnItシステムは様々なデバイスを用いて、同じような操作感で家電を一元的に制御することができます。さらにコンテキストアウェアネスへの対応、既存のアプリケーションを変更せずに利用可能といった特徴があり、将来のユビキタス環境における機器の増加や多機能化に対応することができます。
 

遺伝子解析支援データーベースの構築  - 柔軟で高速な相同性検索の提供 -
清水佳奈,秋岡明香( 早稲田大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  遺伝子解析には類似配列同士の比較・分析が不可欠である。類似配列の検索を高速に、かつ個人の目的に合わせて柔軟に行うことができるように、GRID上で全遺伝子間の類似情報を計算し、配列間情報をもつデータベースを構築するためのフレームワークを提案した。
 


Alan Kay PM(President, Viewpoints Research Institute)

NetMorph - an intuitive mobile object system and its applications
 
- 子供達のためのモバイルオブジェクト環境 -
Umezawa Masashi/梅澤真史(株式会社豆蔵),阿部和広(有限会社ビューポイントテクノロジー),西原聡士,栗原哲也(株式会社豆蔵)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  NetMorphは、誰もがモバイルオブジェクトを構築できる環境を提供します。デスクトップオブジェクトの座標の変化をノード間の移動と見なすことでデスクトップ境界から出たオブジェクトはとなりのデスクトップへ移動できます。本プロジェクトではプロトタイプを作成し、子供達を交えて評価を行いました。

◇ 成果紹介URL:http://swikis.ddo.jp/NetMorph

 

LanguageGame - Interactive parser generator - プログラミング言語の原理で楽しく遊べる -
Yamamiya Takashi/山宮隆( 株式会社クリプトワンソフト)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  言語ゲームとは、画像ベースのインタフェースを備えたパーサジェネレータです。
アイコンのリアルタイムな操作と、直感的なトレース機構によって専門家では無い人々がプログラム言語を設計し、コンピュータを深く学び、様々なアイデアを実現する事を目的としています。
 

An Implementation of Multilingualized Environment on Dynamic Objects - 過去から来た未来の計算機環境を世界の人へ -
Ohshima Yoshiki/大島芳樹
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  パソコンの父アラン・ケイが中心となって作った計算機環境Squeakを元に、柔軟で高機能な多言語化システムを構築した。Squeakはオブジェクト指向やGUIの原点であったシステムを元に一気に近代化したシステムであり、子供向け環境を含めた強力な情報共有機能も組み込まれている。Squeakを多言語化することによってこれらの機能を一気に世界中の子供に開放することを目指している。
 

The Circulation of Good - Implementation of a cooperative information-gathering agent for Squeak.
 
- 3D空間上の協調型情報エージェントの開発 -
Sakai Masahiro/酒井雅裕(Micronet Co.,Ltd)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  3D空間上のインターネットエージェント。ユーザの嗜好を理解し、対話形式で自己の情報シソーラスを形成する。また3D空間に於いて情報の開示条件を元にシソーラスを交換しユーザの情報嗜好・情報獲得の方向性の先鋭化を行う。より使いやすいインターネット環境を構築する試み。アラン・ケイPMが提唱するSqueak/Croquet上で実装を行った。
 

Concerns Oriented Programming for Collaborative Learning - 安全で安定した本物の協調分散学習システムを目指して -
Takeda Toshiyuki/武田俊之
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  協調分散学習のモデリングから、システムの設計、実装にまで使えるものを目指して関心主導というコンセプトを導入、レポジトリとしてLinda的なモデルを用いて一部が動作しなくても安定して動作するシステムを設計した。応用システムとして、CMFPink、Annotation Enabled System Browser、Annotation Enabled Morphなどを試作した。
 

 


未踏ユース

 「可能な限り多くの若手開発者にチャンスを与える」「スーパークリエーターの原石を発掘し、磨く」、未踏ユースとはそんな意味です。
 以下が、「スーパークリエーターの原石」の方々の成果です。


 ■竹内 郁雄 PM(電気通信大学 教授)

単語抽出法による次世代データ圧縮法の開発 - 自然言語処理の技術を導入した次世代の汎用データ圧縮技術 -
岡野原大輔(東京大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  単語抽出法(WX法)はいかなる前提知識も用いずに、入力データの確率情報などの情報のみを用いて、高速にデータをunitと呼ばれるそれ以上分けられない単位に分解する方法である。
データを分解することで、遠距離の相関を検出するTrigger Model、パターン分類するClass Modelを使うことが可能になり、現在用いられている圧縮法より高度な圧縮が可能となるだけでなく、復元時において処理量、メモリ使用量、実装量を非常に小さく抑えることが可能となる。
 WX法は圧縮以外にもゲノム情報、自然言語の解析にも、応用可能であり、これについては2003年度未踏プロジェクトで開発中である。

◇ 開発成果プログラム:0524.tar.gzまたは0524.zip

   *最新版は以下のURLからダウンロードしてください。

◇ 成果紹介URL:http://member.nifty.ne.jp/DO/

 

ハードウェアの支援による高速な大域照明レンダラーの開発 - ビデオカードによる高速大域照明レンダラー -
蜂須賀恵也(東京大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  大域照明は写実的な画像の生成に必要な計算モデルであるが、非常に処理時間がかかるのが問題である。本プロジェクトでは近年登場したプログラム可能なビデオカードの機能を利用して、高速に大域照明を計算する手法を考案し、それを用いたレンダラーを開発した。

◇ 開発成果プログラム: Parthenon.tar.gzまたはParthenon.zip

   *最新版は以下のURLからダウンロードしてください。

◇ 成果紹介URL:http://members.jcom.home.ne.jp/parthenon_renderer/



新OS,OSASK(おさすく)の開発 - コンパクトかつ高速なPC用OS -
川合秀実
《概要》    概要図(PNG形式) 論文(PDF形式)
   WindowsやLinuxと同程度の機能を有しながら、数秒で起動したり1MBでインストールできたりすることを目指したPC用オープンソースOSの開発。長期開発計画の3年目。2002年度はgccの移植、高解像度・多色対応、オープンソースコミュニティ育成がメインである。

◇ 成果紹介URL:http://www.imasy.org/~kawai/osask/

 

GPS付き携帯電話を用いた位置情報の活用 - 近い将来の位置情報サービスを探る -
上石剛浩(明治大学大学院)
《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  携帯電話による位置情報サービスは、非常に大きな可能性を秘めているが、現状では、様々な障壁があり、誰でもが気軽に有用なサービスを提供できる環境にはなっていない。そこで、『位置情報フレームワーク』を作成することにより、この状況を打破し、『GPSエミュレーター』と『社会情報エミュレーター』により、近い将来に可能になるであろう位置情報サービスを探求した。
 

動的Webコンテンツ作成を支援するフレームワークの開発 - 処理の部品化を実現するフレームワーク -
西山明秀(富士通株式会社)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  本フレームワークは登録されたビジネスロジックを再利用できる機構を提供する。ビジネスロジックの実装方法に対する制約はない。そのため、技術の知識のないWebアプリケーション開発者がEJBやWebサービスなどの技術の恩恵を受けることができる。また、ワークフロー編集ツールは複数のビジネスロジックの実行方法の決定を支援する。
 

RDBを利用したXML Storage環境におけるXPathの実装 - RDBMS(Postgres)を利用したオープンソースXMLデータベース環境 -
油井誠
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  オープンソースのRDBMSであるPostgreSQLとそのXML拡張であるXMLPGSQLを利用して、多機能なXMLデータベース環境を構築した。本環境では, XMLをノード単位にリレーションに格納し、XMLとしてアクセス可能なインタフェース群を提供する。本環境が多機能であることは, 次の機能を全て持つことを指している。
 (a) DOM準拠関数によるアクセス, (b) XPathによるアクセス機能, (c)格納されたXMLの更新機能
尚, 本プロジェクトの成果は, オープンソースで無償公開予定である.

◇ 成果紹介URL:http://gborg.postgresql.org/project/xpsql/

 

デジタルビデオカメラによるモーションキャプチャーシステム - クリエーターサイドに立った個人用システム -
安本匡佑,佐藤大介(公立はこだて未来大学)
  《概要》    概要図 論文(PDF形式)
  2台のデジタルビデオカメラを用い、発光ダイオードを用いたマーカーの情報を捉え解析する事により、外部で制作したCGのモデルデーターに適用し人間らしい自然な動きをもった編集しやすいデーターを得ることができる。これは正確さより動きの流れを最小のフレームで捉えるというクリエーターの要求にこたえたものである。
 

大規模RPGのためのシナリオ記述言語と統合開発環境の開発 - 自動検証によるデバッグ効率の向上を提案 -
清木昌(東京大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  近年、ロールプレイングゲーム(RPG)のシナリオは大規模化する一方であるが、現状の開発ツールの能力は複雑なシナリオを管理するのに十分ではない。そこで状態遷移を基本とするシナリオの実行モデルを提案し、自動検証機能を持つ統合開発環境のプロトタイプを製作。爆発するデバッグコストを削減する道筋を示した。

◇ 成果紹介URL:http://www.yl.is.s.u-tokyo.ac.jp/~mass/lapis/

 

GDAを用いた動画検索システムの設計と実装 - 文章で動画を検索! -
伊藤一成.松井洋(慶應義塾大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  画像,音声,動画などのメディアデータに対して,その内容を記述したメタ(アノテーション)データを直接の対象として検索を行うシステムを実装した.アノテーションには,メディアの種類やフォーマットに依存しない記述仕様MAML(Multimedia Annotaion Markup Language)を用いた.また言語構造の記述にはGDA(Global Document Annotation)を用いた.

◇ 成果紹介URL:http://comdent.jp

 

PostgreSQLを用いた分散データベースシステムの開発
永安悟史
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  オープンソースRDBMS であるPostgreSQL は、その優れた機能と性能により多くのユーザーを獲得するに至ったが、エンタープライズ利用において必要とされている機能のいくつかが欠けていた。本研究では、ネットワーク上に分散した複数のサイト間にまたがるデータの一貫性を保証する二相コミットを実装し、その応用として、特に高可用性を実現するための「レプリケーション」、および負荷分散や大容量データベースのための「分散データベース」の実装を行っている。
 

量子計算回路の設計と計算シミュレーターの開発 - 量子回路研究を加速する 〜 統合研究環境QCAD 〜 -
渡辺宙志,鈴木将,山崎淳之介(東京大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  GUIを用いた簡単かつ直感的な操作により、量子計算回路の設計、シミュレーション実行、実行結果の解析までを行えるソフトウェアQCADを開発した。
QCADはCAD環境で設計した回路をその場でシミュレートするだけでなく、自動並列化されたコードを出力することで超並列計算機でのシミュレーションもサポートする。
回路図の出力、印刷機能も備えており、量子計算回路設計から結果解析、論文執筆までをトータルにサポートする環境を実現する。

◇ 成果紹介URL:
http://acolyte.t.u-tokyo.ac.jp/~kaityo/qcad/
 

エンドホストにおける汎用トラフィック制御機構の研究開発  - エンドホストのトラフィック制御メカニズム -
奥村貴史(旭川医科大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  本プロジェクトは、ネットワークの中間ノードにおける技術と考えられてきたトラフィック制御技術において、エンドホスト志向のアプローチを提唱しその実現を目標とした。そして、研究 開発成果としていくつかの実用アプリケーションを開発し、オープンソース方式でのソフトウェアの公開を行った。

◇ 成果紹介URL:http://www.netnice.org/

 

並行制約モデルに基づいたベクターアニメーション作成環境の開発  - アニメーションを効率よく作成する -
石井大輔(早稲田大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  本プロジェクトでは、おもに論理的な概念や関係を表すようなベクターアニメーションを作成するための環境CCAVAを開発した。並行制約プログラミングという枠組みに基づき、アニメーションを柔軟かつ直観的に表現し、効率よく作成する。
 

「心ののぞき窓」プロジェクト - 新しいコミュニケーションのカタチ -
坂本大介, 松下勇夫, 佐藤崇正(公立はこだて未来大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  心ののぞき窓とはユーザが意識的・無意識的に発した情報をセンシングデバイスが捕らえ、可視化するためのシステムである。このシステムが描画するイメージは具体的なものではなく、抽象的なイメージとしてグラフィカルなものである。この窓を常に外に開いておくことで窓を見た相手に対して無意識のプレゼンテーションを行うことになる。
 

Rubyスクリプトの隠蔽とWindows実行ファイルへの変換 - Rubyスクリプトを実行ファイルに変換 -
加藤勇也
  《概要》    ◇ 開発成果プログラム 論文
  開発成果物であるbRubyとExerbは、Rubyスクリプトを単独で動作可能なWindows実行ファイルに変換するソフトウェアである。bRubyとExerbにより、ソースコードの隠蔽とWindows環境における実行の容易化を実現する。

◇ 開発成果プログラム:cdimage2.zip,またはcdimage2.tar.gz

オープンソースCOBOLコンパイラの開発 - GCCでCOBOLのコンパイルが可能に -
西田圭介(株式会社ネットワーク応用通信研究所)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  オープンソースによるCOBOLコンパイラの開発を行なった。具体的には、GCCのフロントエンドとして、COBOLをコンパイルするための拡張を行なった。これによって、Linuxを始めとするオープンソースを用いて、これまでのCOBOL資産を生かした業務システム開発を行なえるようになった。

◇ 開発成果プログラム: gcc-cobol-0.2.tar.gz ,open-cobol-0.12.tar.gz

  *最新版は以下のURLからダウンロードしてください。

◇ 成果紹介URL:http://www.open-cobol.org/

 


ロボットシミュレータのためのオープンなフレームワークの実装 - ロボット開発の効率化・高速化を目指して -
石村俊幸,小田謙太郎,加藤健士(九州工業大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  ロボットの多様化・複雑化に伴い、ロボット開発の高速化・効率化が求められており、シミュレーターはその開発に大きく貢献すると考えられます。一方で、本来のロボット開発以外の様々な技術を必要とするので、その実現は困難になりがちです。
そこで、誰でも簡単に素早くシミュレータの実装を行える枠組みの実現を目指します。
 

Web3Dキャラクターエージェント構築アプリケーションの開発  - Web3Dの新たな可能性を開拓する構想と開発ツール -
佐々木優理(有限会社 アントラッド)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  Web3Dをホームページの案内役として利用できるシステムと、その構築アプリケーションを製作した。理想的なキャラクタセットアップ、独自のインバースキネマティクス技術を開発し、3Dで表現されたキャラクタの姿勢を容易にデザインすることを可能にした。
 

プライベートIP端末同士を含めたセキュアなP2P型通信の研究 - 全てのNAT越えが可能なUDP通信技術 -
山田育矢,佐藤大介,渡邊翔太(株式会社ニューロン)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  現在多くのルータに搭載され利用されているNAT技術によりP2P型通信が制約されている。NAT技術を利用している端末同士での直接通信が多くの場合不能であるためで、その解決法として従来利用されてきた中継通信ではブロードバンドコンテンツの普及により対応ができなくなった。本開発において弊社は殆どのネットワーク環境での直接通信の実現、及び独自中継技術の開発によってユーザ増大にも対応できる100%NAT越えを可能としたフレームワークを実現した。
 

リアルタイムデバッグ対応組み込み用ポータブルBIOS  - 特殊なハードを用いずリアルタイムデバッグ -
籠屋健(東北大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  組み込み機器の開発ではリアルタイム処理が必要になる場合が多々あるが,通常のリモートデバッガでは扱いが困難である.本プロジェクトでは特殊なハードウェアを用いずにリアルタイムデバックを行うための新しい仕組みを提案し,リアルタイムデバッグモニタ"REDMON"およびデバッガ"GDB/RT"からなるシステムを開発した.
 

仮想3次元空間における統合UI構築ソフトウェアの開発 - ユーザインタフェースの動的合成 -
門田昌哉(慶應義塾大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  視覚的にサービス間の協調動作を定義し,協調動作するサービス群を制御可能なユーザインタフェースを動的に構築する機構vARC: Visual Aids for RemoteControlを提案する.vARCは,ホームネットワーク等のシステム管理者が介在しない環境において,専門知識を持たないエンドユーザの簡易なサービス制御の支援を実現する.
 

4次元グラフによるゲノムの可視化  - 4次元空間上の画期的なゲノム解析手段! -
西尾泰和(奈良先端科学技術大学院大学),比戸将平(京都大学)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  近年の研究により、多くのゲノム配列が特定された。しかし、情報量が膨大になるにつれ、全体像がつかみづらくなった。
そこで我々は、ゲノム配列の全体像をつかむための可視化技術を開発した。また、より広い範囲に応用可能な関係性の可視化に挑戦し、プロトタイプを開発した。
 

センサデータベース管理システムの開発  - センサデータを効率的に処理できるデータベースシステム -
川島英之(慶應義塾大学大学院)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  開発したセンサデータベースシステムの特徴は、(1)高速WAL、(2)ユークリッド尺度に基づく類似シーケンス検索、(3)索引を用いた類似シーケンス検索の高速化、そして(4)マルチスレッド索引マネージャ、である。開発システムの新規性は、メモリを用いたWALと類似演算子の二点である。