情報技術が社会的に必須なインフラとして発展していく上で重要と考える分野に絞り、特に実用化を重点目標において開発された成果物です。
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擬人化音声対話エージェント基本ソフトウェアの開発 - オープンソースの音声対話エージェント構築ツールキット - |
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嵯峨山茂樹,西本卓也,広瀬啓吉,峯松信明(東京大学大学院),川本真一,下平博(
北陸先端科学技術大学院大学),新田恒雄,(豊橋技術科学大学),
中村哲,四倉達夫(ATR),伊藤克亘(名古屋大学),森島繁生(成蹊大学),甲斐充彦(静岡大学),李晃伸(奈良先端大),山下洋一(立命館大
学),小林隆夫(東京工業大学),徳田恵一(名古屋工業大学),山田篤(ASTEM)
,伝康晴(千葉大学),宇津呂武仁(京都大学) |
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《概要》 |
概要図(PDF形式) |
論文(PDF形式) |
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筆者らが開発した擬人化音声対話エージェントのツールキット``Galatea''についてその概要を述べる。
主要な機能は音声認識、音声合成、顔画像合成であり、これらの機能を統合して、対話制御の下で動作させるものである。研究の
プラットフォームとして利用されることを想定してカスタマイズ可能性を重視した結果、顔画像が容易に交換可能で、音声合成が話者適応可能で、対話制御の記述変更が容易で、更にこれらの機能モジュール自体を別のモジュールに差し替えることが容易であり、かつ処理ハードウェアの個数に柔軟に対処できるなどの特徴を持つシステムとなった。
この成果はソース公開し、一般に無償使用許諾する予定である。
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組込みLinuxに対応したデバッグインタフェースの標準化及びその実装 - 組込みLinux対応高機能エミュレータの開発 - |
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伊東大助,天野智康(横河ディジタルコンピュータ株式会社) |
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《概要》 |
概要図(PDF形式) |
論文(PDF形式) |
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組込みシステムの高性能化により次世代OSとしてLinuxが注目されている。しかし、組込みLinuxの開発環境は著しく不足しており、従来の組込みシステム開発で使われてきた開発ツールが利用できない状況にある。
組込みLinuxに対応した開発ツールは、Linuxカーネルのダイナミックなメモリ管理情報を把握しなければならない技術的課題を抱えている。本開発では、開発ツールとLinuxカーネル間のメモリ管理情報を取得するインタフェースの標準化及び仕様公開を行う。このことにより、開発ツールベンダーから各種の高機能開発ツールが市場に投入されることを目指す。また、標準化するデバッグインタフェースを実装したLinuxデバッグインタフェースカーネル及び高機能エミュレータを開発し、従来の開発スタイルと変わらない開発環境の構築を実現する。
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情報家電機器を融合する基盤ソフトウェア.HOMEの研究開発 - 情報家電機器を融合する基盤ソフトウエア - |
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徳田英幸(慶應義塾大学SFC研究所) |
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《概要》 |
概要図(PDF形式) |
論文(PDF形式) |
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情報家電機器の属する機種別や対応するネットワーク規格の種類を問わずネットワークを介して情報家電機器が相互に接続可能になり,ユーザからの要求を受け付けるサービス使用要求処理機能によって,情報家電機器のさまざまな機能を組み合わせた機能アライアンスを実現できるようになる.
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MACアドレスを用いたネットワーク利用者の不正通信検出システムの開発 - 内部不正対策のためのセキュリティシステム - |
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醍醐隆行,太田 耕平,キニ グレンマンスフィールド(株式会社サイバー・ソリューションズ) |
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《概要》 |
概要図(PDF形式) |
論文(PDF形式) |
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イントラネットの利用状況を把握し,内部からの不正行為に対処するために本システムではユーザ端末を監視してその接続状況とネットワーク上のアプリケーションログを履歴として保持する.
そしていざSPAMメール等の苦情があった場合に,誰がいつ行ったか,その事実を追跡確認できる手段を提供するものである.
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組込みシステム用ソフトウェア評価項目抽出ツールの開発 - モデルベース開発における試験の救世主! - |
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山本修二(キャッツ株式会社) |
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《概要》 |
概要図(PDF形式) |
論文(PDF形式) |
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組み込みシステムの設計で使用される状態遷移は、状態遷移図や状態遷移表でモデル化されているが、状態遷移の正当性確認はレビューで行われている。この状態遷移を試験することにより、早期に上流設計における不具合が抽出できる。しかし、従来は試験用状態遷移シーケンスを人手で抽出しており、モレヌケが発生する可能性が極めて高い。さらに、試験用状態遷移シーケンスの表示・表記方法は作成者によって異なっており、再利用性が極めて低くなっている。ついては、試験用状態遷移シーケンスの表記方法の標準案を提案すると共に、状態遷移シーケンス抽出ツールプロトタイプの開発について報告する。
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次世代オペレーティングシステムSSS−PCの開発 - オフィスのPCを束ねて高性能高信頼システムを構築する新OS - |
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松本尚(株式会社情報科学研究所) |
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《概要》 |
概要図(PDF形式) |
論文(PDF形式) |
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職場にあるPCやワークステーションを束ねて高性能高信頼システムを構築する次世代オペレーティングシステムSSS-PCを開発している。SSS-PCの下では、実行中のアプリケーションを停止することなくシステム・メンテナンス(PCの交換や点検の作業)や、無停止でシステム構成の動的変更が可能である。平成14年度は三年の開発計画の二年目であり、開発は順調に進展している。15年中にはアルファリリースを予定している。
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モーションキャプチャ、筋骨格系モデルによる遠隔リハビリシステム - デジタルヒューマンによる新世代医療の姿 - |
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幸村琢(理化学研究所),黒田篤(株式会社ジースポート) |
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《概要》 |
概要図(PDF形式) |
論文(PDF形式) |
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デジタルヒューマン・テクノロジー(PC上に人体をモデル化する技術)を筋骨格系モデル、動作シミュレーション技術、筋負担計算と可視化により実現し、リハビリテーション(以降、リハビリ)医療支援システムを開発した。その有効性を確認するためにリハビリ教育、研究、臨床の各分野の専門家と共に実用試験を行った。その結果、簡単な操作でリハビリ訓練における筋肉に働く力を、色の変化、グラフ、三次元アニメーションで表示でき、訓練効果を高められることが実証され、また、モーションャプチャシステムを保有していないリハビリ医療施設、教育・研究機関での利用も可能であるとの評価を得た。本システムは我が国のリハビリ医療に対して大きく貢献するものと期待されている。
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