次世代ソフトウェア開発事業


次世代を担う、革新的なソフトウェア開発を目標にして開発された成果物です。


■須田 達也 PM(カリフォルニア大学 情報コンピュータ科学部 教授)

 
IDタグとP2Pネットワークを用いた分散型情報共有技術の開発 - ダイナミックなコミュニティサービスを実現 -
石崎健史,小泉稔,宮川克彦,河村英之(株式会社日立製作所)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  バーコードやRFID等のIDタグを読み取ることにより利用者が注目している実世界のオブジェクトを認識し、PDAなどの携帯端末間で直接P2P通信を行うことにより双方向の情報交換が可能なコミュニティサービスを実現します。サーバレスで簡単にサービスを提供でき、教育、娯楽など幅広い応用が期待されます。
 

ウェアラブルセンサを用いた健康情報システム - ウェアラブルセンサを用いた健康状態モニタ -
板生清,保坂寛,佐々木健,山内規義,矢作直樹,高橋龍太郎,田島孝(特定非営利活動法人ウェアラブル環境情報ネット推進機構),嶌田聡(エヌ・ティ・ティアイティ株式会社), 塩手良知,加納史朗(株式会社山武),佐藤光,漆原育子(アーズ株式会社),浅井直樹,佐藤明男(株式会社三菱総合研究所)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  人が時々刻々と発出する生体情報(バイタルデータ)をウェアラブル・マイクロセンサでリアルタイムにモニタし,患者と医者がネットワークを介してやり取りするするためのバイタル管理用プラットフォームを実現した。 バイタルデータ管理用プラットフォームにより各種バイタルデータの入力・表示・蓄積管理が可能となった。
 

遺伝子情報利用、次世代創薬情報システムの開発 - 創薬を加速する情報基盤の実現を目指して -
濱田和郎,永島聡,岩下達也,小橋由佳,嶋本公徳,中村究,荻壯吉,小野祥正,馬場啓臣(新日鉄ソリューションズ株式会社)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  ゲノム創薬やテーラーメイド医療の実現を支えるIT的基盤構築に我々は取り組んでいる。
今回は特に、システム的に分断されがちな創薬関連情報の連携基盤構築と、遺伝的多型データ解析技術の高度化に取り組んだ。実装された個々の機能には未だ制約が残るものの、その将来像に対しては専門家からも多くの期待が寄せられている。
 

JAVA技術によるプラットフォームに依存しないネットワークゲームインフラの開発 - モバイル/ユビキタスのゲームインフラ決定版!! -
佐藤類(サイバーステップ株式会社)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  モバイル/ユビキタス端末に特化したエンターテインメント基盤です。
 



■安田 浩 PM(東京大学 国際・産学共同研究センター センター長)

 
コンテンツ流通管理統合プロジェクト - デジタルコンテンツ流通統合基盤の構築 -
星野寛(財団法人京都高度技術研究所)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  コンテンツの価格設定、検索手段、権利処理など流通に関わる仕組みが整備されておらず、携帯電話の特定コンテンツビジネス以外は、ネットワークを利用したコンテンツビジネスは黎明期を脱せずにいる。こうした問題を解決するため、RA−1(H13年度開発)を利用しコンテンツ流通が促進されるソフトウェア群を開発した。
 

技術・技能伝承のためのマルチモーダルナレッジオーサリングソフトウェアの開発 - マルチメディアコンテンツを半自動生成 -
福井美佳,鈴木優,藤井寛子,宮澤隆幸,浦田耕二(株式会社東芝)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  学習者と熟練者のビデオ対話システムと質疑応答対話の意味役割解析技術を開発、精度70%という目標成果をあげた。マルチメディアコンテンツのオーサリング支援に利用すれば、作業時間を半分以下に削減できる見込みを得た。実用化により迅速なコンテンツ供給を実現し、技術・技能教育を促して日本経済の活性化に寄与する。
 

利用者に最適なサービスを提供するプロバイダ自動選択システムの開発−レイヤ7サービス・スイッチ
 
- 高付加価値コンテンツ提供ソリューション -
上野裕行,伊藤博樹,渋谷佳憲,渡部雄三(日立INSソフトウェア株式会社)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  次世代インターネット社会では、コンテンツサービスが多様化し、公共の分野から個人の生活に至るまで深く浸透してくる。一般利用者が自分の欲しいコンテンツを容易に利用出来ることで利用者層の拡大が図られ、コンテンツ流通も促進される。このような情報社会を支えるサービスプラットフォームの構築を目指し、本ソフトウェアを開発した。
 

Content Finger Printingに基づくデジタルコンテンツ2次不正流通時の著作権保護技術に関する研究開発
 
- 健全なデジタルコンテンツ流通社会に向けて、CoFIP (Content FingerPrinting) を提案します -
須田修司(マイルストーン株式会社),菅原隆幸(日本ビクター株式会社),坂本琢也(株式会社ビックタウンズ),奥田哲也(リクロス株式会社),木屋善夫(日本アプリケーション),西村竜一(東北大学), 青木輝勝(東京大学 )
  《概要》  概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  著作権保護技術CoFIP (Content FingerPrinting)方式は、全てのデジタルコンテンツに指紋を持たせようというアイデアから生まれました。誰もその違いに気付くことなく、全てが似て非なるモノとなる技術を開発しています。健全なコンテンツ流通社会に向けてCoFIPは今も進化しています。
 

増殖型デジタル3Dコンテンツを生成するためのネットワーク共同構築支援システムの開発
 
- ユーザーが主体となる3D創造支援システム -
和田健之介,和田佳子,中口孝雄,大谷淳平,西尾泰和,比戸将平,伏田享平,佐々木優理,星和明(有限会社アントラッド),金子勇(東京大学大学院 )
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  従来のデジタル・コンテンツは開発コストが高い割りには消費サイクルが短く、コンテンツの供給者側と消費者側という明確な区分けがあった。しかし、我々の3D-NWSはネットワーク上の一般ユーザーを創造主体と捉え、協調作業やコンテンツのリサイクル・プロセスを通じて、3Dコンテンツを自己触媒的に増殖させ、デジタル・コンテンツ市場の活性化を計ることを目的としている。
 

高度なビジュアル表現技術に対応したクリエータ育成支援ソフトウエアの開発 - 動画クリエータ育成ツール -
 北川和寛(西日本電信電話株式会社京都支店),佐藤隆 (NTT アドバンステクノロジ株式会社),小林正和,神谷誠,若林克律(西日本電信電話株式会社京都支店)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  アニメ、映像等の動画制作において、対面での実技指導と同等水準での遠隔教育を実現できるソフトウエアを開発した。動画中に線や文字を書き込めるだけでなく、オブジェクトの軌跡や、スピードと大きさの変化について指導の意図を明確に指示することができる。オンラインで感性表現の伝達を可能にし、芸術教育の裾野を広げるものとして活用できる。
 



■佐々木 良一 PM(東京電機大学 工学部 情報メディア学科 教授)

 
印刷文書の改ざん検証ソフトウエアの開発 - 印刷文書の内容を保護する新しい電子透かし -
 藤井明宏,須崎昌彦,前野蔵人,保田浩之,須藤正之(沖電気工業株式会社)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  印刷文書の記載内容への改ざんを検証するセキュアプリント技術による、改ざん検証ソフトウェアを開発した。この技術は電子透かし技術を紙媒体に応用したものであり、スキャン画像から透かし情報を取り出して解析することで印刷後の改ざんを検出できる。本開発で多数の評価を実施し、高い改ざん検証性能を実証した。
 

複数認証子による音声認証システムの開発 - 「声」ひとつで4つの複数認証子認証を達成 -
光久明伸(オムロンソフトウエア株式会社)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  本開発システムは、カーモバイル環境でマンマシンインタフェイスとして効果的と目される音声を、情報伝達媒体として採用した。 音声から得られる複数の情報を認証子として利用し、本人確認を行うものである。 本システムは、認証時にクライアント側端末上にカードイメージを表示することから「VIS-cite」(Voice Identification System of Card Image Type)と称す。
 

個人情報保護を目的とした属性証明による認証システムの開発 - 個人情報を提示せず,サービスが受けられる「属性」を証明 -
加藤岳久,岡田光司,吉田琢也,麻野間利行,西澤実,井上洋一,川崎直丸,篠崎政久,西一嘉(株式会社東芝)
《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
ユビキタス社会への形成が進むにつれ,事業者からの個人情報漏洩が社会問題化している。本開発は,サービス事業者が個々に利用者の個人情報を収集・管理するのではなく,グループ署名を用いて利用者がサービスを受けられるグループに属していることのみで証明する。これにより,利用者の秘密情報を漏洩を防止する対策を施した認証システムを開発した。
 

個人情報を保護する匿名P2Pネットワーク基盤の開発 - ユーザ主権とリスク極小化で頼れるIT社会 -
國米仁(有限会社ニーモニックセキュリティ),貝沼達也,坂本勧(株式会社富士通プライムソフトテクノロジ),古原和邦,山中晋爾(東京大学生産技術研究所)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  個人情報の保護と活用の両立を目指し、バックトラック機能内蔵のオニオンルーティングによる匿名性確保と視覚的長期記憶を活用しセキュリティ崩壊を起しにくいニーモニック個人認証を両輪とし、ユーザ主権とリスク極小化を原則とする、匿名P2Pネットワーク基盤を開発した。次世代グローバルネットワークの基幹技術としても期待される。
 



■米澤 明憲 PM(東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授)

 
再利用性の高いJava−XMLリポジトリを用いた次世代ソフトウエア変更環境の開発
 
- ソフトウェア変更支援ツールとその基盤環境 -
丸山勝久(立命館大学),山本晋一郎(愛知県立大学),亀井隆照(財団法人ソフトウェア工学研究財団),吉原章司(株式会社ピクト)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  変更支援ツールなどを短期間で容易に構築可能とするためのCASEツールプラットフォーム、およびその上で動作するリファクタリングブラウザを開発した。このプラットフォームでは、Javaソースコードに含まれるソフトウェア情報をXMLで表現し、これによりソフトウェア情報の互換性が高まり、利用環境を限定せずに既存CASEツールを含むさまざまなツールとの連携が容易となる。
 

レンダーファームによる3次元アニメーション制作ソフトウエアの開発
 
- 「超高速分散レイトレーシングエンジン」〜3次元CGソフトからワンクリックで瞬時にレンダリング!〜 -
村内達也,原田崇,谷出与志郎(エヌテクノロジー株式会社)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  本ソフトは16台のPCによるLANで構成されたネットワーク環境下で動作するレンダーファームである。汎用モデリングツールからワンクリックでレンダーファームにジョブを投げかけ、自身のPCでは全く別の作業を行うことができ、レンダリング処理が終了すると自動的に自身のPCに送られてくる仕組みである。並列効果は台数倍であり、128台まで対応可能なソフトウエア構造になっている。

モデル駆動型ソフトウエア開発方法論によるソフトウエア開発支援システムの開発 - UMLモデルから実行コードを自動生成 -

神谷慎吾,岡秀樹,梅村晃広,伊藤和夫,滝本雅之(株式会社エヌ・ティ・ティ・データ)

  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  ソフトウェア開発支援システムは,有用性を認められつつも,記法や方法論の標準化の欠如が普及の妨げとなってきた。UMLおよびOMGによるMDAの提唱は,この問題を解決する好機である。そこで,標準に準拠した開発支援システムを開発するとともに,例題により,その有効性を評価した。
 

組織内およびインターネット上の遊休PCを用いた大規模並列計算のためのミドルウェア - P2Pスーパーコンピューティング -
首藤一幸,田中良夫,関口智嗣(独立行政法人産業技術総合研究所)
  《概要》    概要図(PDF形式) 論文(PDF形式)
  遊休PCを用いた自由で容易な大規模分散処理を支援するミドルウェアである。
多量の計算やストレージを必要とする問題を抱えた利用者が、身のまわりやインターネット上のありあわせのPCを多数利用して、自分自身の手で、自由なプログラミングで分散処理を行うことを可能とする。