平成14年度未踏ソフトウェア創造事業
採択テーマ概要
| 1.担当PM | 徳田 英幸(慶応義塾大学 政策・メディア研究科委員長 環境情報学部 教授) |
| 2.採択者氏名 | (代表) 宇田 隆哉 (共同開発者) 市村 哲、伊藤 雅仁 |
| 3.テーマ名 | 三次元パターン認識を用いた携帯型端末向け電子チケットシステム |
| 4.採択金額 | 19,910,000円 |
| 5.テーマ概要 近年、携帯電話から情報にアクセスする人の数が爆発的に増加しており、移動中の利用者にとって必要な新規サービスを開拓する重要性が高まっているが、現在、これらのサービスを安全かつ安価に利用できるようにするためのサービスプラットフォームの整備が強く求められている。そこで本活動では、特殊なハードウェアを使用することなく、かつ、十分に安全なユーザ認証手段を提供できる携帯電話端末向け電子チケットシステムを構築することを目的としている。 本提案のシステムでは、新規に考案した三次元パターンをベースとして、RSA 1024bit以上の公開鍵署名が利用でき、既存の携帯型端末の機種を問わず任意の画面解像度で電子チケットの使用が可能となっている。利用者は、イベント会場の入場券や鉄道の切符を購入する際、携帯型端末からチケット発行サーバにアクセスして電子チケットを購入し、携帯型端末画面上に表示した電子チケットを入場ゲートに設置した読み取り装置にかざして通過する。本提案の三次元パターンは、時間軸の概念を導入したデータ長に制限を持たないことを特徴しており、画面認識中の端末画面の傾きや移動に対して耐性を持つ。また、端末画面解像度や端末画面の描画速度・種別に非依存であり、任意の半透明画像を広告としてオーバレイすることなどが可能である。加えて、サーバの管理は利用者認証団体とイベント業者に分けて管理できるようになっており、利用者のプライバシを侵害することなく、チケットを認証できる。 本活動は、現在までに作成した試作システムの評価から明らかとなった、バックライトの有無や液晶の種類に対応できかつ安価なカメラを用いても安定して解読可能な三次元パターンの生成アルゴリズムの開発、および、輝度や色別信号を利用した認識速度向上実現に向けた開発を目的としている。 |
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| 6.採択理由 携帯電話を利用した電子チケットシステムというテーマは、本応募分野のねらっているテーマと大変よくマッチしている。 また、提案されている3次元パターン認識を利用したユーザ認証機構は、実用に耐えうるものである。また、実現性も非常に高く、採択とした。 |
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