平成14年度未踏ソフトウェア創造事業
採択テーマ概要
| 1.担当PM | 村岡 洋一(早稲田大学 理工学部情報学科 教授) |
| 2.採択者氏名 | (代表) 大向 一輝 (共同開発者) 濱崎 雅弘 |
| 3.テーマ名 | Social Scheduler: 携帯電話を用いた協調的スケジューラ |
| 4.採択金額 | 6,954,000円 |
| 5.テーマ概要 情報化社会の進展により,個人の持つ時間や金銭,知識といった資源(リソース)管理の必要性が高まっている.従来から企業などの組織(グループ)内で用いられてきたグループウェアやERP(Enterprise Resource Planning)パッケージは,グループ内のリソースをグループの目的に沿う形で効率よく管理,活用するためのシステムである.しかしながら,ライフスタイルが多様化し,個人が複数のグループに所属することが珍しくなくなった今日では,グループを中心としたリソース管理は個人の希望や利益と合致しない可能性がある. 本プロジェクトでは,個人をリソース管理の主体とし,個人同士の協調によってその質を高めるというアプローチから,これを支援するための協調的タスクスケジューラ「Social Scheduler」の開発を行う. 本システムは,個人のための意思決定支援システムと,協調スケジューラから構成されている.ユーザは,意思決定プロセスに沿って,システムに実装された3種のアルゴリズム(Visualizer, Optimizer, Recommender)による支援を受けながらスケジュールを決定する.一方,個々のタスクはユーザを取り巻く人間関係より発生することから,タスクの依頼関係をシステムに取り込み,これを分析することでタスクの重要度や人間関係の重要度を算出する.この結果を再びユーザの意思決定プロセスに反映させることで,スケジューリングの質が高まると考えられる.また,本システムは個人同士がスケジュール情報を共有するという前提で設計されているが,情報公開の度合いを相手によって変える(協調的フィルタリング)ことでプライバシー侵害等の問題を回避し,同時にこれによって個人が複数の組織に所属している場合にも対応できる. なお,本システムの構築に関しては,対象が個人のスケジューリングであるために,常に持ち歩くことのできる携帯端末上のクライアントと,インターネット上のサーバを実装する. |
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| 6.採択理由 分野=アプリケーション(携帯電話)。 携帯向けのスケジューラは存在しますが、複数の人の間でのスケジュール決定のために協調性を盛り込んだ独創性を評価しました。また、申請書類も意図するところが、きちんと書かれていました。これらを評価して採択としました。 |
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