

〜天才プログラマー/スーパークリエータの認定者と
プロジェクト・マネージャー(PM)の評価基準について〜
| 平成14年度 |
| テーマ名 | 写真画像群による個人の空間軌跡の3Dコンテンツ化支援ツールと、それを用いた実風景型Webブラウザ |
| 田中 克己PM からの評価 |
開発ソフトウエアの根底にあるアイデアの面白さ、新規性、有用性は申し分なく、さらに、事業化を志向した企画立案能力および高いソフトウエア開発能力が認められ、天才/スーパークリエータにふさわしいと評価できる。 |
| 開発成果評価書 | ![]() |
| テーマ名 | 音楽演奏情報処理を応用した教育と芸術のためのソフトウェア |
| 萩谷 昌己PM からの評価 |
背景となる音楽情報処理の技術力、ソフトウェアの開発力などに関して高い能力を発揮した。昨年度と全く異なるテーマでプロジェクトを成功させたことからも、限りない着想と創造力を感じさせる。さらに、独学でこのような技術力と開発力を身に付けたことは驚嘆に値する。今後の活躍を確信している。 |
| 開発成果評価書 | ![]() |
| テーマ名 | 3次元グラフィクスを手軽に作成するためのソフトウェア |
| 増井 俊之PM からの評価 |
五十嵐氏は前年度の未踏プロジェクトですでに「天才クリエータ」の評価を得ているが、本年度のプロジェクトでも前年度に劣らず、 3次元コンピュータグラフィクスを簡単に作成するための画期的なソフトウェアを複数提案し、見事な実装を行なったことはスーパークリエータの名にふさわしいと考える。 |
| 開発成果評価書 | ![]() |
| 1.基本となるアイデアが概念的に新しさを十分ふくむ 2.出来上がったソフトウエアの機能とその規模が実用に十分耐える 3.実際のユーザーに試用に供され、その有効性が実証された 4.上記の要件を満たすソフトウエアを開発するにあたり、その理論開発、設計、ユーザーとの折衝、説得力のある発表などすべてを実行できた人 |
| 1.普通の状況ではできない, 大変なことにチャレンジしているか? 2.他の人ではできない, これまでにない新しいことにチャレンジしているか? 3.国際競争力があるか? 活動は国際的なひろがりがあるか? 4.継続してプログラミングの活動を続けてきているか, これから続けられるか? 5.個人としてだけでなくチームとして開放型の開発を推進する力を持っているか? プロジェクトの評価, 開発したソフトウェアの評価および開発者の実力そのものとは少し離れて, 総合的な人間力, この1年での向上, 今, 抱いている野望とこれから伸びる(かもしれない)将来性を評価した。 |
| 今回採択した開発者は、テーマによって以下の3カテゴリに分類できる。各カテゴリにおいて目標を定め、その達成度を評価の尺度として用いた。 1.「広く公に利用されるツール・システム構築」 2.「新規ビジネスの可能性を探るソフト開発」 3.「研究的要素を有する斬新なソフト開発」 スーパクリエータ判定基準としては上記に加え、「開発者自身の高度ソフトウエアの作成能力、ならびに、成果物の独創性」とした。 |
| 1.目標とする技術の独創性 2.開発期間・予算に対する成果物の内容 3.プログラミング技術に関する追求の深さ の3点から評価し、いずれについても優れていると認める開発者を天才/スーパークリエータ認定するという基準とした。 |
| 1.アイデアの斬新さ・新規性 2.開発ソフトウエアの有用性 3.企画立案能力 4.ソフトウエア開発能力 |
| 1.社会のニーズと現時点のソフトウェア技術のシーズを把握し、必要で開発可能だが未開発であるソフトウェア分野を同定できる、構想力。 2.将来の発展性をも視野に入れて上述のソフトウェアを適切に設計できる、設計力。この設計力にはプロジェクトの対象応用分野および既存の関連ソフトウェア技術についての知見を含む。 3.設計したソフトウェアを適切な手順により、適切な期間内に高い完成度で実現できる、開発力。ことに、実用レベルの大規模なソフトウェアを着実に実現する能力に重点を置く。 このうち構想力の部分については不十分と考えられる者はプロジェクト選択時点で不採択としているので、今回の評価は主として2.〜3.の観点によるものである。 |
| 1. 基本的なソフトウェアアーキテクチャ、アルゴリズム、プログラミング等に関する知識を有し、抜群の応用力を持っている。 2. 卓越したセンスを持っており、単に効率が良いだけでなく、拡張性、保守性、ユーザビリティなどに関して直感的に良いデザイン、インプリメンテーションを見出せる能力を持っている。 3. 作業スピードや生産性が普通のプログラマの100倍近い能力を持っている。 4. 発想が豊かで、アイデアが枯渇しない。 |
| 1.企画力 世界中で広く使われるソフトウェアを開発するには、もちろん、ソフトウェアの開発能力が必要であるが、それにも増して、世の中で必要とされているものを的確に嗅ぎ分ける能力が重要である。 2.技術力 これはいうまでもない。当該ソフトウェアの開発のための技術力である。 3. 開発力 これもいうまでもない。プログラミング能力だけでなく、設計、プロジェクト管理、ドキュメント執筆など、開発力は多岐に渡る。 4. 普及への意志と戦略 開発したソフトウェアを売り込んで行く戦略も非常に重要である。さらに最終的には、開発したソフトウェアに拘って広めようとする根性としつこさが要求される。 |
| 1.プロジェクタの未踏性 (同種のものがこれまでに存在するかどうか) 2.プロジェクトの実用性 (実際に有用かどうか) 3.実装技術 を考慮して判断。 |
評価表に基づき、創造性、社会性、新規性、実用性の4項目の評価基準を定義して1−5(最高)の点数付けを行い(20点満点)評価した。
評価点が16点以上の該当者を天才プログラマー/スーパークリエータに認定した。 |
| Projects were evaluated via a number of criteria and from the start of
the application process. 1. Initial proposals; 2. Progress reports were submitted periodically to PM for review and comment. Partial evaluation of overall project comes from reading and discussion/email based on progress reports; 3. Face to face meetings and presentations; at two times the project recipients gathered in Kyoto for presentation of their project. PM made evaluation of projects based on the presentation, presentation materials from both the interim and final face to face presentations; 4. Written materials presented as final report. Each grant recipient submitted papers and online materials for review and dissemination. |