平成12年度未踏ソフトウェア創造事業
採択案件評価書
| 1.担当PM | 10.松島 克守 |
| 2.採択者氏名 | 長田 一夫 (デジタルプロセス株式会社) |
| 3.プロジェクト実施管理組織 | ネイチャー・ランド・ジャパン株式会社 |
| 4.委託金支払額 | 24,000,000円 |
| 5.テーマ名 | 「世界初のSTEP等データ交換の無誤差化自動システムの開発」 |
| 6.関連Webサイトへのリンク | |
|
7.テーマ概要 本提案は、異機種のCAD/CAMシステムのデータ交換率を飛躍的に向上させるために、データ交換標準規格であるIGESとSTEPを対象に、形状モデルの矛盾を排除する自動補正システムを開発するもの。 このシステムはSTEPやIGESの標準フォーマットで位相表現と幾何表現の矛盾を持った形状モデルを受け取り、この形状モデルから位相表現と幾何表現の矛盾を取り除いた形状モデルを定義する。そして、定義した矛盾のない形状モデルを受け取るシステムの許容する形状モデル表現に変換し渡す仕組みである。 |
|
|
8.採択理由 下記の理由により当事業で採択される水準にあるプロジェクトと評価します。 1)現状と市場ニーズの乖離の中で開発目標が明確に同定されている。 2)既に関連技術の蓄積が社会にあり実用化プロジェクトを起こすべき段階にある。 3)提案内容は自動車関連企業とって緊要課題であり工業的価値が高い。 4)開発予算が堅実に評価されて額が妥当である。 5)開発に必要な知的な開発組織・人材が準備されている。 6)開発の成功にかける気迫が感じられる。 |
|
|
9.開発評価 異なるCAD間での正確なデータの受け渡しは、CALSが目指す「コラボラティブ・エンジニアリング」実現にとって必須の要件である。その手段としてSTEPが提唱されているが、残念ながらその互換性は未だ不十分である。当プログラムは、このSTEPによる互換性精度の「完全保証」を実現するという極めて意義深い目的を達成しようとするものである。 最終報告の段階では、考案したアルゴリズムが実際のプログラムとして機能することを実証した。この成果は、いままでにはないものであり、十分実用性がある。既に製品化の受け皿会社も決まっており、ビジネス化の可能性はきわめて高い。なお、特許取得も予定している。 (総括) ・限られた期間でのプロジェクトであり、その成果をこの時点で判断するのは、時期尚早と言わざるを得ないが、上記採用趣旨にかなう成果は達成しているものと判断している。 ・開発成果を事業化する受け皿会社が決定。 |
|